自分に合った会社・仕事の探し方、応募方法、面接で光るテク、入社後プラスになるマナーまで、編集部・とら子先輩がズバッと指南します!
敬語の使い方などの基本的なマナーは当たり前。服装はきちんとしているだけでなく、職場の雰囲気に合っているかどうかも大事みたい。また、仕事での達成意欲ややる気、熱意も採用する上でのポイント。ただ「頑張ります」と言うだけでなく、どう頑張るのか具体的に語れるといいね。事前に会社や仕事の情報をできるだけ集め、その仕事でどんなことを実現したいのか整理して面接でアピールしよう。
『仕事で英語を使いたい』
と応募してこられる方は多いのですが、当社としてはお客さまを大切に考えてくださる方とご縁を結びたいと思っています。彼女は基本的なマナーもしっかりできていて、面接での会話の内容から当社についてよく調べていることも感じ取ることができ、チームの一員として迎えたい方だと判断して、採用を決めました」
「仕事で目指すものは人それ
ぞれですが、何であれ自己実現の目標がある人は強い。目に輝きがあり、『稼ぎたい』と目標を持っていたことを評価しました。面接時の服装から感じるセンスも重視する点ですが、彼女はマナーを守りつつも個性が伝わってくる、ストライプのおしゃれなスーツ。好感度の高い営業ができる方だと判断しました」
「こちらをハッキリと見て、
ハキハキと受け答える様子に、決心の強さを感じました。また、当社のホームページも事前に見て事業内容や理念を理解しているなど、転職の準備も念入りに行っていた。真摯に物事に取り組む姿勢に、きっといいウエディングプランナーになると感じ、採用を決めました」
「事務採用では、仕事経験
よりも“礼儀正しさ”“謙虚さ”“人の話が素直に聞ける”などを重要視しています。また既存の事務・サービススタッフのチームになじめる人物かどうかも大切です。彼女は、面接時にしっかりあいさつできるなどの礼儀正しさがあり、受け答えからも素直に話を聞ける人だと判断しました」
「第一印象は、“目力のある
人”。本気でない人は目をそらす瞬間があるのですが彼女にはそれがなく、こちらをまっすぐに見る目に熱意を感じました。トレンドに敏感なことも重要な条件ですが、よくチェックするショップや雑誌を確認したところ申し分なし。質問に落ち着いて答える様子から“素直さ”が伝わってきて、いろいろなことを吸収できる人だと感じたことも決め手になりました」
「将来のビジョンをしっかり
持っての転職だということが伝わったので、転職回数が多いという印象は受けませんでした。また当社でさらにレベルアップしたい、という前向きな姿勢もよかった。職務経歴書がわかりやすく、これに沿って一つ一つ質問をしましたが、すべてにしっかり答えてくれました。この人なら、と採用を決めました」
初日に着て行く服装は、スーツにするべきか、普段の服装でいいのかなど悩むところ。一番いいのは、面接の際などに職場の雰囲気や働いている女性の服装をチェックして、それに合わせた服装にすること。業界や職種によっても服装は違ってくるので注意しよう。事前にチェックするのが難しい場合は、採用担当者に「どんな服装で行ったらいいか」「職場の女性は普段どんな服装をしているか」などと質問してみよう。
- 紺のストライプスーツ(スカート)にピンクのシャツ、黒のヒール、黒の革鞄。職場の女性は白やグレー系の色味がないシャツが多く、少しういてしまいました。(30歳・正社員、メーカー・営業事務)
- 服装は自由でしたが、初日なのでカジュアルになりすぎないよう、白のキレイめなトップス、ベージュのパンツ、パンプスで向かいました。(24歳・パート、病院・クリニック・医療事務)
- 私服勤務なので、小花柄のワンピース(ブラック)にタイツ(ダイヤ柄)を合わせました。パンプス、ショルダーバッグはどちらも黒にしました。(26歳・正社員、ファッション・MD)
- ベージュの七分袖ジャケット、白のVネックのカットソー、黒パンツ、黒のパンプス、鞄はオレンジ。首元には細めの金チェーンのネックレス(天然石)。(39歳・業務委託、マスコミ・編集)
- 流行を意識しながらもカジュアル過ぎないよう、白地にブルーのピンストライプのブラウスにキレイ目のベージュのショートパンツを合わせ、かごバッグを。(38歳・正社員、ファッション・デザイナー)
- 人事の方に「普段着で来てください」と言われましたが、初日はジャケットと黒のパンツにしました。鞄もブランド物はやめて、シンプルなものに。(28歳・正社員、介護福祉・看護師)
- 黒スーツ、ベージュのシャツに小さな石のネックレスを合わせ、新卒と違いを出しました。しかし面接時と体形が変わり、面接担当者に指摘されました。(28歳・契約社員、コンサルティング・秘書)
- 面接時の職場の雰囲気や社員の服装を見て判断。内定した事務所は意外とカジュアルだったので、初日はスーツではなく、スカートにブラウス、軽めのジャケットに。(40歳・契約社員、法律事務)
転職の場合、内定から初出社まであまり時間がないのが普通。でも、入社後スムーズに仕事に慣れるためにも、取扱商品・サービスの種類や特徴、取引先の名称などの基礎知識は勉強しておくのがベスト。未経験で入社する場合も、予備知識があると気持ちに余裕が持てるはず。また、提出書類の準備や、仕事で必要なカバンや靴、職場に合った服装の準備も忘れずに。
- 提出書類をそろえる(雇用保険被保険者証・年金手帳・源泉徴収票など)
- 転職先の就業規則を把握する
- 転職後の業務知識を勉強する
- 仕事で必要となる備品を準備する(営業用カバンやスーツ、靴など)
- 転職あいさつ状の作成・発送準備(※必要な場合)
- 入社後に着る服や小物を購入したほか、担当する予定のプロジェクトのホームページを事前にチェックしておいたので、スムーズに仕事に入れました。(43歳・派遣スタッフ、マスコミ・一般事務)
- 専門知識の本を購入し、仕事で使用する物の準備をしました。また、前職が金融で業界知識がなかったので、ファッション業界の勉強もしました。(38歳・アルバイト、ファッション・MD)
- 仕事用のスーツをあまり持っていなかったので、動きやすいパンツスーツを買い足しました。そのほか、事前に課題が出たため、入社前までに仕上げました。(29歳・正社員、不動産・営業)
- 第一印象は大事だと思ったので、美容院に行って髪形を整えました。前職が販売職でパソコンに不安があったため、勉強もしましたね。(28歳・派遣スタッフ、電力・ガス・水道・一般事務)