差がある?~20代と30代の「理想のおシゴト観」
同じ職場で一緒に働く機会の多い、
20代女子と30代女子。
でも、年の差が生んでしまうミゾ(?)が原因で
お互いのこと、よくわからなくなってるんじゃない?
そこで今回は、その「おシゴト観」の違いを調べてみました!
この記事を参考に、お互いどんどん歩み寄って
ハッピーなおシゴトライフをすごしてください♪
20代、30代それぞれ約7割の人が、『始業が早くて、終業時間も早いシゴト』を選択。一番多かった理由は、シゴトが終わってからのプライベートタイムが充実しそうというもの。彼氏や友人と会うのはもちろん、習い事をしたいという人も多かったよ。
それぞれ約9割の人が、任されたシゴトをやりとげるための残業は当たり前と答えてくれたよ♪ できれば早く切り上げてプライベートタイムを充実させたいけど、中途半端なところでシゴトを投げ出すプロ意識のなさは許せないみたいだね。
一致団結して働けそうというところに魅力を感じた20代、30代それぞれ約6割が、さまざまな経験や出会いが期待できそうな大企業より、全員の顔が把握できる規模の会社で働くことをチョイス。「小規模なほうが責任感が身に付く」なんて意見も。
「プライベートと違って、いやなこともやらなければいけないのが結果として、成長につながると思う」という考えの人が多く、それぞれ約6割の人が、自分を成長させてくれるのはシゴトだと答えた。これからもシゴトを通して成長し続けていこう!
国家資格や、働く上で有利になる技術を習得したいという人も多かったけど、意外や意外、今後、身につけたいスキルとして“コミュニケーション能力”を挙げた人が、それぞれ約4割も! シゴトをさらに円滑に進めるために身につけたいみたい。
毎日のようにはイヤだけど、まったくないのも交流不足になりそうで…ということで、20代、30代の約7割が「月に2〜3回程度なら、職場の人と飲みに行きたい」と返答。こういう場で、シゴトの意見交換をするのも大切だと感じている人も多かった。
今回、調査してわかったのは、グラフや表だと差がないように見える結果でも、その結論を出すに至った“考え方”に違いが出ているということ。でも、その違いを理解すれば、お互いに好影響を与え合うことができるはず。歳をとって新しいことを始めるのに躊躇しがちな30代には20代が元気を。若さゆえに勢いだけで走り出しそうな20代には経験豊富な30代がアドバイスを。いい関係を築いて、たのしいおシゴトライフを過ごしましょう!
※2009年6月 マクロミルにて20〜30代の正社員・契約社員・派遣スタッフ、合計208名に調査
取材・文・構成/中野文香 イラスト/小松希代子