“働くママ”のぶっちゃけトーーーーーク!
~後編・ママが働く理由~
現代社会では“働くママ”が増えてきているとはいえ、いつかママになるかもしれない女性にとっては疑問や不安が尽きないもの。今回は、“働くママ”たちに、普段思っていることや、子育てと仕事の両立についてぶっちゃけてもらいました。後編は、“働くママ”が働く理由について聞いてみました! 自分の時間が減っても働く理由って…?
産後、仕事復帰は1年以内!1ヵ月、4ヵ月で復帰した強者も!
左上から時計回りに、
しっかりさん:30歳。2歳の息子。会社員(建築関係)。
げんきさん:29歳、3歳の娘。会社員(事務職+フリー)。
ふわふわさん:34歳。13歳の娘。シングルマザー。会社員(編集職)。
――ところでみなさん、産後の仕事復帰はどのくらいでされました?あと出産前から復帰を決めていましたか?
しっかりさん:私は産後1年です。子どもが保育園に入れることになり復職しましたね。就職時から産後も働くつもりで、保育園入園のタイミングから逆算して、妊娠のタイミングも調整していました。
――すごい!仕事は続けるつもりだったんですね。
キラキラさん:そうですね、私も仕事は辞める気は全然ありませんでした。産休・育休中の専業主婦状態が、逆に辛くて…。保育園が激戦区なので、早めに手配したら、案外早くに入所が決まってしまって、長女のときは産後4ヵ月で復職しました。
――4ヵ月!!でも保育園が決まっちゃえば、行かなきゃですもんね。
げんきさん:私はフリーでも仕事をしているので、産後1ヵ月くらいから復職しました。
――ええ!?(笑)もっと強者が…。でも、確かに自宅でできるならお仕事ならやりやすいですよね。げんきさんは、保育園の苦労はありませんでした?
げんきさん:もちろんありました(笑)。私は世田谷区で、ある保育園に行ったら待機児童90番目と言われました!保育園対策は、区役所の保育課窓口の人と仲良くなる、ってのも大事なことだったりしますよね(笑)。
――なるほど、裏ワザ的な。
産後すぐには復帰されなかった方っていらっしゃいますか?
クールさん:私はすぐに復帰はしませんでした。保育園も準備するものとか、送り迎えもなかなか大変ですよね。
でも、確かに子どもの預け先のことを考えておかないと、子どもを産みづらくなっている時代ではありますね。
――そうですね~特に都市部での待機児童は、社会問題にもなっていますよね。“働くママ”にとっては産んだ直後、あるいは産む前から、近隣の保育園情報を仕入れておくのが吉といったところでしょうか。
お話は尽きませんが、最後に“働くママ”たちに気になる質問させてください。
働く理由はお金だけじゃない!“働くママ”は仕事が息抜き!?
左上から時計回りに、
キラキラさん:29歳。1歳と2歳の娘。会社員(編集職)。
クールさん:35歳。7歳の娘と8歳の息子。現在、休職中。
――すばり、子育て期間も仕事を続けている一番の理由ってなんですか?
キラキラさん:私は家でずっと子どもとだけ一緒にいるのは、正直キツイんです。一日の外出がスーパーだけというのも私は耐えられない!私の場合は、仕事してるときは仕事に熱中しちゃうので、メンタルの安定になります。仕事と子育て、それぞれでそれぞれの息抜きをしているような感じですかね。
しっかりさん:あーそれ分かります。結局仕事が好きで楽しくて、息抜きになるんですよね。私は自分の両親が共働きだったので、自然と。「家庭に入って、子どもができたから仕事を辞める」という発想もなかったですね。平日は仕事の分、土日は思いっきり遊ぶなど、ONとOFFを切り替えてます。
げんきさん:私も仕事が息抜きや気分転換となっている面はあります。あと、やっぱり楽しいし、生きがいなんですよね。それに、家族以外の人とコミュニケーションが取れるのも大事だと思っています。
――お~、みなさん仕事が「息抜き」になっているんですね。素晴らしいです。
じゃあ例えばですが、旦那さんが超高収入だったらどうですか?
げんきさん:ん~、芸能人並のお給料とかだったらわかりませんけど(笑)。でも、私はやっぱりそれでも働くと思いますね。
ふわふわさん:私もです。もし仕事をしていなかったとしても、ボランティアとか何か外に出ることはやると思います。社会とのつながりは持っていたいかな。社会の一員として必要とされることで、心のバランスが取れるんです。
――なるほど、「社会とのつながり」。やはりみなさんの意識は外に開けているんですね。
クールさん:私は子どもとの時間を作るために、子育て期間ということで休職していますが、やっぱり仕事って楽しいですよね。今日みなさんの話を聞いていたらちょっと働きたくなってきました。
――自分の時間があまり取れなかったり、忙しくなったとしても、やっていたい仕事ができるというのは、幸せなことですよね。「仕事が楽しい、生きがい」と言えるのは本当に素晴らしいことだと思います。
みなさん、これからも“働くママ”として、活躍の場を広げていってください!
産前にも仕事をしてきた彼女たちは、“働くママ”ならではの、思考力と決断力と行動力を持ち合わせていて、一社会人、一仕事人、家に帰れば一主婦としてONとOFFを上手に切り替えながら、“働くママ”を満喫しているようです。
どうしても周りに頼ってしまうことも多いけど、その分コミュニケーションを日頃から取るなど、環境や人間関係をきちんと作っているというお話が印象的でした。
ちなみに「最初からそんなに器用にできていたの?」と聞いてみたところ、「全然!やるしかないから、やっていたら…という感じです。」と、みんな試行錯誤しながら“働くママ”
をやっていることも分かりました。
そして、今回の“働くママ”たち、みなさん服装からネイルまでとにかくオシャレ!パワフルでキラキラな女性たちでした。これから結婚、出産を考えているU29女子のみなさんには、とっても参考になったのではないでしょうか。