ラララとらばーゆ総研~働き方別 人気の仕事ランキング:お仕事内容まるわかりリスト
2010年01月01日
「自分に合った職種を見つけたい」、「こんな働き方をしたい」と考えている人にオススメなのが「働き方の志向から職種を選ぶこと」。そこで、働く女性600人が選んだ「仕事選びのタイプ別人気職種TOP5」を紹介。職種ごとの仕事内容や求められるスキル、平均給与を参考に、自分に合った働き方ができる求人を探してみよう。
自分のセンスやスキルを活かして誰かの役に立つ働き方が人気
2008年の働き方トレンドとしては、「好きを仕事にする」が根強い人気の一方で、自分のアイデアや専門知識を活かしたり、スキルアップできる働き方を望む人も増えている。そこで、仕事選びのヒントになる「人と接する」、「専門スキルを活かす」、「コツコツ頑張る」の3つの視点に着目し、人気職種TOP5を紹介。職種から求人を探すのではなく、働き方から職種を探すことで、今まで意識していなかった仕事に出会えるかも。
専門性が高まる・身につく仕事編
1位 旅行企画・手配・ツアーコンダクター
■仕事内容
新しいツアーを開発するのが旅行企画。手配は宿や交通機関の手配をする仕事で、カウンターセールスとも言う。ツアーコンダクターはツアーに同行し旅行を円滑に進める。
■求められるスキル
お客さまの要望を汲み取り、より的確な商品を提案するためにも、旅行好きで経験豊富。国内・国外問わず現地の情報に詳しい人が有利。関連資格に総合旅行業務取扱管理者がある。
■平均給与/20.1万円
2位 SE(システムエンジニア)・プログラマー・エンジニア
■仕事内容
顧客の要望に応じて、情報システム構築や業務改善のアドバイスをするのが、システムコンサルタント。SEはシステム開発の工程全般を把握し、管理する仕事。SEが設計したプログラムを組むのが、プログラマーの役割。
■求められるスキル
コンピュータシステムやネットワーク、Javaなどのプログラミング言語への知識が不可欠。関連資格としては、情報処理技術者、システムアドミニストレーターなどがある。日々、技術が進歩しているので、常に勉強が必要。
■平均給与/20.2万円
3位 リフレクソロジー・セラピスト・アロマ・アロマセラピスト
■仕事内容
足裏などの反射区を刺激し、体調を改善するのがリフレクソロジスト。スパ施設の増加で、香りやオイルを使って心身を癒すセラピストとともにニーズが高まっている。
■求められるスキル
身体や健康への興味関心が高く、お客さまがリラックスすることを純粋に喜べる感性。新しい施術を学び、技術向上のために訓練を重ねる自己研鑽力が必要。
■平均給与/19.1万円
4位 CADオペレーター
■仕事内容
CADオペレータはCADという作図ソフトを使って、建築図面や機械図面を作成。建築士は建物の設計・工事監理を行う。デザインや機能性を考え、住宅やオフィスビルなどの建物を設計するのが、設計やデザイナー。
■求められるスキル
建築士になるには国家資格が必要。その他の職種に必須の資格はないが、就職や転職するには実務経験やCADのスキルがあったほうが有利。作図は正確さが求められるので、細かい作業が好きな人、PC操作が好きな人に向いている。
■平均給与/17.2万円
5位 ネイリスト
■仕事内容
爪を磨き、形を整える。甘皮の処理をするなど、爪の美容と健康のお手入れをするネイルケア。ストーンやシールなどで、爪を華やかに装飾するネイルアートを行う。
■求められるスキル
爪や皮膚についての専門知識、ネイルアートに必要な美的感覚や流行を察知する感性が必要。日本ネイリスト協会認定の資格を取得していると、採用や給与面で優遇されることも。
■平均給与/19.3万円
コツコツ頑張る仕事編
1位 一般事務
■仕事内容
データ入力に書類のファイリング。電話や来客の応対、出張するスタッフのためにホテルや航空券のチケットを手配するなど、仕事の範囲は幅広い。どの会社にもある職種のため、求人数も多い。
■求められるスキル
効率良く仕事を進めるためにも、Word、Excel、PowerPointなどのパソコンスキルは必須。また、電話や来客応対など、部署内外の人と接することも多いので、明るい応対や心配りが求められる。
■平均給与/18.4万円
2位 マーケティング・企画・調査・販売促進
■仕事内容
消費者のニーズや動向を調べて、新商品を生み出すのが商品企画。マーケティングは、消費者の動きを調査する仕事。イベントプランナーや店舗開発は、そうした動向に合わせて、適切な形でイベントや店舗を作り上げる。
■求められるスキル
商品企画はセンスが勝負のように思われているが、実は、緻密なデータ分析と論理的思考が必要。マーケティングは数字から消費者の動きを読み取るので、データから具体的に商品開発をイメージングする力が問われる。
■平均給与/20.3万円
3位 通訳・翻訳
■仕事内容
通訳は英語を日本語にするなど、違う言語同士の会話の意思疎通を助ける仕事。発言者の話をその場で訳していく同時通訳と、ある程度まとめて随時訳していく同時通訳とがある。文章を異なる言語に変換するのが翻訳。
■求められるスキル
対象となる言語に精通していることはもちろん、その背景にある文化の違いや歴史などの深い知識と、経験が必要とされる。日本通訳協会が運営する通訳技能検定に合格するとプロの通訳士として認められ、就職や転職に有利。
■平均給与/20.2万円
4位 貿易・英文・国際事務
■仕事内容
商品や原材料の輸出や輸入に必要な関税申告や通関手続きなど、事務全般を行うのが貿易事務。英文・国際事務は、海外との取引のために必要な事務を担当する。
■求められるスキル
本的にはどの職種も、ある程度の英語力と専門知識が必要。もちろん、Word、Excelなどの基本的なパソコンスキルは必須。関連資格に、貿易実務検定や通関士がある。
■平均給与/21.9万円
5位 経理・財務・会計
■仕事内容
会社の出入金のチェックや金銭の管理。日々のお金の流れを記帳し、決算書を作成するのが経理・会計の役割。財務は銀行からの借入や株の運用など、会社の資金を調達し、管理・運用していく。
■求められるスキル
簿記や税法についての知識はもちろん、Excelなど表計算ソフトや各種会計ソフトを使いこなす能力が必要。また、数字を扱う仕事なので、数字に対する几帳面さや神経の細やかさが求められる。
■平均給与/20.6万円
人と接する仕事編
1位 フラワーコーディネーター
■仕事内容
ショップスタッフは、花やインテリア・雑貨などを販売する仕事。接客だけでなく、店のディスプレイや在庫の管理なども行う。フラワーコーディネーターは、商業施設やイベントで花をアレンジして空間を演出する仕事。
■求められるスキル
お客さまのライフスタイルや好みを察知し、ぴったりの商品を提案するコミュニケーション能力。また、商品の魅力を引き出すディスプレイができるセンスが必要。関連資格に、フラワー装飾技能士やフラワーデザイナーがある。
■平均給与/20.1万円
2位 インテリアコーディネーター・デザイナー
■仕事内容
インテリアコーディネーターは家具や照明、住宅設備などの知識はもちろん、お客さまへのプレゼンテーション資料作成のために、CADなどのスキルがある程度必要となる。インテリアコーディネーターの資格があると有利。
■求められるスキル
インテリアコーディネーターになるために必要な資格はないが、建築やインテリア、美術的な知識はあった方が良い実際は、お客様との接客の場面も多いので、コミュニケーション能力は必要とされる。
■平均給与/20.1万円
3位 ファッション販売・ショップスタッフ
■仕事内容
アパレルやコスメなどの商品や、自社のサービスを直接消費者へ提案し、販売する仕事。扱う商品・サービス、ショップの場所など選択肢が多いのが特徴。主な職場に、百貨店や量販店、専門店などが挙げられる。
■求められるスキル
初対面でもすぐに打ち解けられるなど、人と接するのが好きなこと。お客さまの要望をくみ取り、商品を提案する力が必須。アパレルでは商品の魅力を引き出すような着こなしや、ファッションセンスが求められる。
■平均給与/20.6万円
4位 受付
■仕事内容
会社に来訪するお客さまの用件を聞き、担当者に取り次ぐ仕事。約束のない訪問者は受付で断るなど、セキュリティとしての役割を担うことも。また、来客へのお茶だしなどが業務に含まれている場合もある。
■求められるスキル
来客が最初に接するのが受付なので、ある意味、会社の顔。気持ちよくお出迎えできるよう、美しい日本語、ビジネスマナー、きちんとした身だしなみが求められる。人の名前と顔をすぐに覚えることも必要。
■平均給与/19.2万円
5位 フードコーディネーター・企画・販促・ショップスタッフ・販売
■仕事内容
新メニューの開発をするのがフードコーディネーターや企画の仕事。販売促進は消費者の購買意欲を刺激する企画やイベントの立案・実行を担当。
■求められるスキル
「食」に関わることが好きなことが大前提。調理や仕入れ、営業など多くの人と関わる仕事なので、協調性のほか、渉外力やリーダーシップも必要。
■平均給与/17.4万円
出典/関東・関西・東海エリアで働く20〜40代の女性600人を対象に、調査会社によるインターネット調査を2008年9月に実施し、集計