【その他マスコミ・クリエイター系ワーク】で働く女子のクチコミュ[31]

掲載日2005/12/17
マスコミ・クリエイター系

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その他マスコミ・クリエイター系ワーク

マスコミ系
編集プロダクションは不規則で超多忙な毎日。友人との約束もままならないけど、自分の仕事が社会に影響を与えると実感できるのが快感!
まきこあさん(27歳・女性・経験5年3ヶ月)
お仕事内容
編集プロダクションで編集の仕事をしています。広告、フリーペーパー、雑誌を扱っている会社で私は某女性ファッション誌を担当しています。フレックスなので出社・退社時間は各個人で管理します。….と言うと聞こえは良いですが、職業柄、昼すぎ〜深夜にかけて仕事をする場合が多く、入稿前の忙しい時期になると徹夜や会社で仮眠などは当たり前。規則正しい生活とは程遠い毎日です。上記の出社・退社時間はあくまで目安です。クライアント仕事の多い編プロなので、常にクライアントのわがままに振り回されます。「10時に出社して、8時には帰ろう」と自分で予定を立てていても、7時に突然クライアントから指示が入れば、当然深夜残業→徹夜という具合で、あらかじめ友人と約束するなんてことは不可能に近いです。タクシー代や食事代を経費でまかなえるのは利点ですが、規則正しい生活を好む場合は100%向いていないと思います。
この仕事を選んだ理由は?
元々は音楽関係の仕事がしたくて上京。ライブハウスやイベント企画会社でバイトした後に某レコード店に入社。店頭配布用の音楽フリーペーパーの編集を担当していました。楽しかったのですが、好きなことを仕事にすると業界の裏が見えてしまってストレスを感じることもしばしば。編集は好きだけど音楽はあくまで趣味にすることに。給料もよくなかったので、編集経験を活かして収入アップできる今の会社に入社しました。
この仕事をどうやって見つけたの?
レコード店は就職雑誌で見つけて約4年勤務しました。今の会社はネットの転職サイトで広告や女性誌編集を扱う会社を調べて給料や勤務地などを比較検討。3社くらい履歴書を送りました。職務経歴書は入念に作成し、自分の能力をアピールしました。今の会社からたまたま一番最初に面接の連絡が入り、面接では自分の作品をすべて持参し、まるで媒体の営業のように(←笑)事細かに説明しました。具体的な一般誌の名を挙げてツマラナイと思う点などもエラそーに話した記憶があります。そのままとんとん拍子で採用が決まったので他の2社は面接を辞退しました。内定してからは前の会社に1ヵ月ほど在籍、残務処理をして土日の休みを挟んですぐ今の会社で働き始めたので無職期間はありませんでした。今思えば海外旅行にでも行っときゃ良かったと後悔してますが。
やりがいを感じる時は?
"専門知識・技術が身につく,アイディア・センスが磨かれる,自分のやったことが形に残る"
成長できたことは?
編集知識が増えること。娯楽のために見ていたファッション誌がどう作られていくのか。そのプロセスを知るのはとても楽しい作業です。服をつくる人、宣伝する人、買う人。この3者をどううまく繋ぎあわせるのか考えることは大変ですが、たとえばスーパーで買い物をする時も「作る人がいて、卸す人がいて、買う私がいるんだな」と置き換えて考えることが出来て、感謝の気持ちを持てます。「品質表示をしてくれたから私はこの食材について知ることが出来た」という具合に。あと、勉強のために常にいろんな雑誌を見ているからファッションや流行モノには敏感になれます。
この仕事をしている人に共通していることは?
何にでも対応できるスキルを持った人と、それを誇れる人にはぴったりの仕事だと思います。頭の回転の速さも必須。正直、わがままな私には向いていないんです。「あたしの意見のどこがアカンのや!」と腹が立つので。
気分転換・ストレス発散法は?
昔からの友人が集まるクラブに遊びにいく。音楽を聴いて一晩中しゃべりまくる。
お仕事DATA
  • 雇用形態正社員
  • 年収300万円
  • 経験年数5年3ヶ月
  • 勤務地東京都渋谷区
  • 出社・退社時間11:00〜23:00
  • 1日の勤務時間約12時間
  • 今の仕事に就いた年齢22歳
仕事の「やりがい」
  • 専門知識・技術が身につく
  • 自分のやったことが形に残る
  • アイディア・センスが磨かれる
この仕事にチャレンジする人へのアドバイス
雑誌編集という言葉に憧れる人が多くいますが、実際は地味な作業。作品に名前が載らないこともよくありますから、縁の下の力持ち的な存在が好きな人には向いています。必須な資格は特にナシ。PCの基本操作だけできていればあとは気力でなんとかなります。たぶんどこの編集部も手取り足取りでは教えてくれないと思いますが、忙しいから自然とすぐ覚えられます。体力があり、どこでも寝られる人ならなおよし。あとは普段から紙媒体を見まくること。新鮮!と思って立案した企画が、別の媒体ではレギュラーで掲載されていたということもよくありますから。独断と偏見でいいのでダサいと思う雑誌を見つけ、何がいけないのか、どうすればセンスよくなるのかを考えるのも大切です。