【通訳・翻訳】で働く女子のクチコミュ[04]

掲載日2003/07/30
オフィスワーク系

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通訳・翻訳

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翻訳は実力と結果の世界だけど、最初のきっかけを作るのは人間関係から
Mariaさん(27歳・女性・経験6ヶ月)
お仕事内容
自動車メーカー人事部教育グループでの翻訳職。8人で階層別の研修や現場教育を担当している部署。私は主に人事部で発生する文書の翻訳(日英・英日)を担当。内容は各種規則・企画書・報告書から社長スピーチまで多岐にわたる。時々本社の重役会議で議事録(英文)をとりに行ったり、テープを起こして翻訳することも。月1回の社内報に「ひとくち英会話」を執筆。翻訳は、時間的に余裕があるものもあれば、短時間でこなさなければならないものもあり、自動車用語や社内専門用語は上司に確認しながら進めている。
この仕事を選んだ理由は?
とにかく好奇心旺盛で、英語が好きだった。学生時代のアルバイトでたまたま翻訳を頼まれたことがきっかけだったが、言葉を機械的に置き換えることでなく、背景や異文化事情を考慮して意図を伝える文章にすることに楽しさを覚えた。翻訳を専門としてくると、訳すために専門分野を勉強しなくてはならないことも多く、様々な世界を垣間見るきっかけになり、視野も広がる。結婚・出産等、どんな節目を迎えても一生続けていけるから、この仕事を選んだ。現在は派遣スタッフとして勤務しているが、将来はフリーでやっていく予定。
この仕事をどうやって見つけたの?
学生時代にアルバイトで翻訳の仕事をしながら通信講座をいくつか受け、分野をある程度広げた。その後、派遣会社にそれまでの経験と自己啓発をアピールし、トライアル受験後、翻訳専門職として仕事の紹介を受けている。また、通訳訓練を受けたこともアピールしたので、翻訳オンリーより仕事の幅は広がっていると思う。現職は自宅から遠いので迷ったが、変動の激しい自動車業界の経験はぜひ欲しかったので、積極的にアピールした。
やりがいを感じる時は?
学ぶことや刺激が多い,専門知識・技術が身につく,自分のアイデアやセンスが活かせる
この仕事をしている人に共通していることは?
とにかく好奇心が旺盛。未知の分野を学ぶことが苦にならず、逆に楽しんでしまう人。また、細かいところまで注意深くチェックできるタイプ(ただし、これは仕事上だけ。他のことについてはおおざっぱでこだわらない人も多い)。
気分転換・ストレス発散法は?
全く違うタイプの書類を翻訳したり、用語集を作ったりして、進行中の翻訳から離れる。ほとぼりが冷めてから改めて向かうと、意外と良い訳が浮かんだりする。また、同僚の雑談に加わることも。社内翻訳職だからこそできる、人の手をかりた気分転換だと思う。
お仕事DATA
  • 雇用形態派遣スタッフ
  • 年収400万円
  • 経験年数6ヶ月
  • 勤務地川崎市
  • 出社・退社時間09:00〜17:00
  • 1日の勤務時間約7時間
  • 今の仕事に就いた年齢27歳
仕事の「やりがい」
  • 新しいことが学べる
  • 専門知識・技術が身につく
  • アイディア・センスが磨かれる
この仕事にチャレンジする人へのアドバイス
翻訳はとりかかってしまえば実力と結果の世界だけど、最初のきっかけを作るのは人間関係から。一見翻訳に関係なくても、自分の経験や知識・スキルを積極的にアピールすると、意外なところからチャンスがつかめるもの。下訳程度の仕事からでも、十分仕事につながります。チャンスをつかんだら、一つ一つの訳を丁寧にすることが次の仕事につながっていきます。