この記事は、20歳〜39歳の転職経験のある女子110名にアンケートを行った結果から作成しました。
「前職までの経験をアピール」という回答が1位。これは同職種への転職に限らず、未経験職種への応募でも「前職の経験を今回の応募職種にどう活かせるかという部分を、うまくアピールした」という女子も多数。そして、基本中の基本である「言葉遣いや服装などの細かな気配り」は、やはり採用を後押しする大事な要素。たとえば同じくらい魅力的な応募者がいたとして、最後にどちらか1人、となった場合には、より印象のよい応募者に軍配が上がるのは間違いありません。最善を尽くすに越したことはないというわけですね。どうしても働きたい職場への応募なら、1位から5位まですべてを考慮して面接に臨むくらいでちょうどいいのかも。
事務職への応募だったので、PCスキルがあることをアピールするために履歴書と職務経歴書をPCで見やすく作成した。(38歳/事務系)
丁寧なレジュメを作成して面接に臨んだ。視覚的にすぐ訴えるものを提示すると反応が良いように思う。(30歳/技術系)
在職年数と過去の具体的な販売金額(1ヵ月の売上金額)や担当してきた店舗の数や場所などを、職歴レポートとして作成し提出した。(37歳/販売系)
販売は未経験でしたが、前職までの経験から、電話応対や顧客満足を意識した接客など、関わりがあると思える業務の経験を話し、さらに経験を積みたいという意志をアピール。(32歳/販売系)
一生懸命、できるだけ面接担当者の目を見て、しっかりとした声で話すようにした。服装はもちろんだが、爪の長さ、前髪、メイク、きれいな靴を履くなど、最低限の準備をしていった。(27歳/会社員)
販売職への応募で、高校生の頃からアルバイトで接客の仕事をずっとやってきたことをアピール。(30歳/販売系)
同職種への転職だったため、事前に転職先のアパレル会社のホームページや商品リサーチをしっかりと行い、ブランドイメージやブランドターゲットに合わせた着こなしで、面接時の第一印象アップを効果的に図れた。(31歳/販売系)
夫の転勤で、やむ を得ず転職することに。前職までの販売職で培った丁寧な対応を、事務職の仕事にも活かす自信があるとアピールした。
(29歳/事務系)
通訳・翻訳という専門的な仕事への応募だったため、それにまつわる資格はすべて取得し、それをアピールした。
(26歳/事務系)
未経験の職種だったが、調理の仕事だったので「主婦」ということを逆手にとって、料理ができることをアピール。
(33歳/飲食系)
実務経験は少なかったが、学生時代のアルバイトも含め、どんな経験をし、どのような成果が得られたのかを話した。実際に体験した、クレーム対応などの具体的なエピソードをわかりやすく話し、やる気を見せた。(29歳/事務系)
圧倒的に、「転職してよかった」という意見が多数。確かに、ネガティブな気持ちで仕事を続けるよりも、環境を変えて新たな気持ちで仕事に取り組む方が前向きです。迷っているなら動き出す方がいいのかも。
結婚や出産などで、自分のライフスタイルに合った仕事を探す女性も多いため、職場が生活条件にマッチしていることを重視する傾向に。それと、待遇面だけでなく、やりたい仕事をやらせてもらえるというのも、大きなポイントのよう。