この記事は、20歳〜39歳の転職経験のある女子110名にアンケートを行った結果から作成しました。
自己分析による「不採用の原因」をランキング。こちらは「経験不足」がワースト1。2位も「資格・スキル不足」と、実際に仕事の経験や技術の足りなさを気にしている様子が浮き彫りに。成功ランキングと照らし合わせてみても、「前職までの経験値が、転職の際にはモノを言う」と実感している女子が多いことに気づく。ただ、未経験職への応募でも、いままでやってきた異業種の仕事経験をどう活かすことができるのかを、きちんと述べられるように準備しておくと、好印象を持たれることが多いようです。そして、ランク外の次点ですが、実は「いまだになぜ不採用だったのかわからない」という回答が6位に。そんなときの不採用通知ほど、ショックは大きい…。
これまでの職務経歴に一貫性がなく、さらに、「大学での専門分野の仕事になぜ就かなかったのか」と問われ、「現在の雇用状況で自分の進みたい道に進める人の方が少ないのではないですか?」と、キレ気味に答えてしまった。(25歳/会社員)
1対1ではなく、応募者5人が同時に面接されるというスタイルだった。私の隣の人の経歴がすごすぎて、自分はもうダメだと思ったら涙が出てきて、何もまともに話せなかった。(27歳/販売系)
面接官が4人もいることを予想していなかったので、緊張してうまく会話できなかった。(33歳/求職中)
どんな質問にも消極的な発言をしてしまい、かつ、遅刻、忘れ物をしてしまった。(22歳/事務系)
複数のブランドを扱うアパレル会社で正社員入社を希望していたが、希望のブランドに社員の空きがなく、他ブランドの話をされた。自分の要望外のブランドだったため、事前の下調べができておらず、失敗した。(31歳/会社員)
ある作家のアシスタント業務という特殊な仕事。面接はきちんとした格好でいくのが常識だと思っていたので、かっちりとしたスーツで臨んだのだが、その職場はとてもラフだった。その仕事やジャンルには、趣味として詳しく、入ってしまえばうまくやる自信はあったが、担当者からは変に生真面目に映ってしまったのだと思う。(28歳/事務系)
面接前夜、友達の誕生日会で遅くまで飲みすぎてしまった。朝9時からの面接は、頭がボーっとしていて、うまくしゃべれなかった。(24歳/飲食系)
面接直前にぎっくり腰になったので、面接中はあまりの痛さに意識が何度も朦朧とした。(30歳/事務系)
一次面接までは好感触、二次面接では安心してリラックスしすぎてしまった。一次面接にはスーツで臨んだが、二次はパンツにシャツという、くだけた服装。面接官に「なぜ今日はスーツじゃないの?」と聞かれ、「ふだんの自分を見てもらおうと思い…」と、苦しい言い訳。(24歳/事務系)
何度も面接を受けるたびに慣れてしまったせいか、緊張感を持たずに面接に臨んでいた。(31歳/事務系)
やはり、失敗に終わった面接は自分でも感じるところがあるようです。「こりゃダメかも」という時は、先方も何かしらの不安を感じ取ってしまうのかもしれません。面接会場を後にする足取りも重くなりますよね…。
ダントツで「すぐ次にチャレンジ!」という回答をいただきました。「生活しなきゃいけないので、悩んでいる時間がもったいない」という現実的な意見も多かったです。応募職種の幅を広げる人は意外に少ないようですが、意外と少しワクを広げるだけで新たな自分を発見するチャンスにも。