短大卒。健康食品メーカーに一般事務として就職したが、職場の人間関係に悩み2年で退職。学生時代から興味を持っていたコスメの販売スタッフに挑戦したいと思っている。
<職務経歴>
2009年4月〜2011年3月 株式会社とらばーゆ健康食品
営業一課(営業3名、法人顧客60社)に配属、営業事務を担当。
<職務内容>
●お客さま対応、協力会社への対応
・受注業務(電話、FAX、メール)
・請求書発行、入金管理
・協力会社への納期管理(電話、FAX、メール)
・電話・来客対応
●その他
・売上管理、売上日報作成
・資料作成
<教育研修> 新入社員研修で以下のビジネスマナーを学ぶ
・電話応対の基本、言葉遣いのマナー
・来客応対のマナー(ご案内、お見送り、席次など)
・文書作成の基本(お礼状、お詫び文の書き方など)
社会人経験が浅く書くことが少ないように思えても、日々いろいろな仕事をしているもの。一つずつ書き出し、期間は短くても実務経験があることをアピールしよう。販売職を目指すS子さんは、社外と接した経験を「お客さま対応〜」の見出しを立ててまとめた。このように、応募職種に活かせる経験を目立たせることがポイントだ。
研修を受けた経験も、社会人としての基礎ができていることのアピール材料になる。プログラム内容は、職務内容と同様に応募先で活かせるものを優先的にピックアップ。希望する職種が販売・接客職なら接遇マナー、事務職ならパソコン操作に関する研修内容を中心にまとめるなど、応募職種によって書き分けよう。
●志望動機
昔から肌が弱く、化粧品にとても興味がありました。以前から貴社の商品を愛用しており、自分が信頼できる化粧品であれば、お客さまに自信を持ってお勧めできると思い、応募いたしました。貴社の商品の魅力を、一人でも多くのお客さまに伝えたいと思います。
●自己PR
販売経験はありませんが、前職では取引先や協力会社とやり取りすることが多く、コミュニケーション力が鍛えられました。会話に気を配るだけでなく、担当者の方のお名前を覚えるように努め、対面でお会いきなくても信頼関係を築けるように心がけました。また、中学・高校・短大を通じてバスケットボール部に所属して体力には自信があり、立ち仕事も苦になりません。これらの経験やスキルを活かして、販売のプロを目指したいと思います。
社会人経験が浅く、未経験であることは意欲でカバー。今後に期待してもらえるよう、前職に意欲的に取り組んでいたことや、学生時代に何かに打ち込んだ経験をアピールしたい。また、“職場の人間関係”などのネガティブな退職理由は印象ダウンのもと。辞めたきっかけには触れず、志望動機を書いて前向きな姿勢を伝えよう。
●志望動機
「総務は会社を根底から支える意義ある仕事」という貴社の求人メッセージに深く共感し、応募いたしました。また、若手社員の方々が活躍し、チームワークを重視しておられることにも魅力を感じています。私もチームの一員として全力を尽くし、貴社の発展に貢献したいと思っております。
●自己PR
前職場では請求書発行や納期管理など、ミスなく正確に処理することが求められる仕事を担当し、責任感を持って業務に臨むことの大切さを学びました。また、事務スタッフにとっては社内の営業担当者も“お客さま”だと考えて、積極的にコミュニケーションを取り、突発的な事態には臨機応変に対応するなど、的確なサポートを心がけました。これらの経験を貴社の総務の仕事に活かして、さらなるステップアップを目指してまいります。
事務職への応募では、前職での勤務期間が短かったとはいえ、実務の経験者。同じ事務職として身につけた資質や経験を、より具体的にアピールすることが有効だ。仕事の正確さや責任感、イレギュラーな場面での臨機応変さなど、応募先でも起こりうる事態を想像して、何を伝えれば好評価につながるかを考えよう。