職務経歴＆自己PRのカシコイ書き方
高校卒業後、カフェで2年間アルバイトして貯金。それを元手に沖縄で半年間、自由な暮らしを楽しむ。その後、アパレルショップ2件でアルバイトし、25歳を機に正社員転職を決意。
アルバイトも立派な経験。自信を持って記入しよう。アピールしたい経験を、なるべく前に持ってくるのがコツ。K子さんはサブ店長経験を強調するために、学校卒業時から書く時系列ではなく、今を起点にする逆時系列でまとめた。アルバイト先の数が多い人は、経験順でなくてもOK。「経験した社数が多い」のページを参考にして。
2008年5月〜2011年7月 トラバイユ株式会社（アルバイト）
レディースブランド「トラバイユ」＊＊店にて、販売を担当。
2010年4月からサブ店長を務める
◎店の概要：駅ビルテナント店、スタッフ8名（正社員1名、アルバイト7名）
◎担当業務：接客、販売業務／在庫管理、発注業務／返品、クレーム対応
アルバイトスタッフのシフト管理、教育／他のテナント店との情報交換
その他の店長代行業務
◎実績：店全体の予算達成率 平均105％、
個人の予算達成率 平均115％
◎パソコンスキル：Excel2007（シフト表作成）
2006年10月〜2008年4月 株式会社TORA（アルバイト）
セレクトショップ「TORA」＊＊店にて、販売を担当
◎店の概要：路面店、スタッフ5名（正社員1名、アルバイト4名）
◎担当業務：接客、販売業務／ＤＭ（セール情報など）の作成、発送
◎実績：店全体の予算達成率 平均110％、
個人の予算達成率 平均102％
2004年4月〜2006年3月 虎場珈琲株式会社（アルバイト）
カフェ「虎場珈琲」銀座店にて、ホール接客業務を担当
◎店の概要：路面店、スタッフ7名（正社員3名、アルバイト4名）
◎担当業務：接客、レジ業務／清掃業務（化粧室清掃責任者）／キッチン調理補助
店の概要や担当した業務を詳しく書くことで、高い意識を持って働いていたことや、仕事を任されていたことをアピールできる。販売や営業を経験した人は、実績を具体的な数字で明記して。ただし、店全体の売り上げ金額などは、守秘事項にあたる場合があるので要注意。達成率など公表してOKな数字を書くようにしよう。
半年以内のブランクは、書かなくてもOK。ただし、その間何をしていたかを面接で聞かれたときに、答えられる準備はしておこう。半年を超えるブランクがある人は、「****年**月〜****年**月 資格試験の準備（または『短期アルバイト数社』、『求職活動』）」などと書き、職歴に空白ができないようにするといい。
高校卒業時にはやりたいことが見つからず、高校時代のアルバイト先のカフェでアルバイトを続けました。その後、好きな洋服に関わる仕事をしたいと思うようになり、2社でアパレル販売を経験しました。現在の勤務先ではサブ店長を務め、店長不在時には店長代理として取引業者との折衝にもあたっています。責任ある立場になって、今後はアパレル販売のプロを目指そうと心が決まりましたが、現社には正社員登用制度がなく、転職を決心しました。自分が心から好きだと思えるブランドで長く働きたいと思い、貴社に応募させていただきます。服を着る人の心がほっと和む、ブランドの優しいテイストにとても魅力を感じています。これまでの販売経験を活かして一日も早く戦力になり、いずれは貴社で店長を目指したいと思います。
志望動機と自己PRを一連のストーリーとして伝える場合は、見出しは立てず、一つにまとめてOK。なぜ就職しなかったのか、今回はなぜ正社員を希望するのかをきちんと説明しよう。飾らず素直な気持ちで、前向きに表現することがポイントだ。応募先で活かせる経験にも触れ、正社員として戦力になることもアピールしたい。
高校卒業後、やりたいことが見つからずにアルバイトを続け、現在はスタッフ8名のアパレルショップでサブ店長を務めています。責任ある立場ですが現社には正社員登用制度がなく、25歳を機に長く働ける仕事にじっくりと取り組みたいと考えるようになりました。学生時代からファッションが好きで、衣料品の卸だけでなく、商品の企画開発や生産のコーディネートまで深く関わっておられる貴社で、営業事務として経験を積みたいと思い応募させていただきます。事務は未経験ですが休日を利用してパソコンスクールに通い、基本コースを修了して、現在は応用コースにてWord、Excel、PowerPointの操作を習得中です。ここで学んだスキルと接客・販売職で培ったコミュニケーション力を活かして、貴社や貴社のお取引先さまのお役に立てるよう努力してまいります。
事務職の選考では、パソコンスキルが重視される。未経験のハンデをカバーするためにも、自分で勉強するなどして、そのことを自己PR欄にも記入しよう。また職種は違っても、アルバイトで得たスキルの中には、応募先で活かせるものがあるはず。「人と接する」などの共通点を探して具体的に伝えれば、強いアピールになる。
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