【職種図鑑】OAインストラクター

2014年01月09日

パソコン等を扱うOA事務のスペシャリストへ導く存在

OAインストラクター

仕事内容

OAインストラクターは、パソコンやソフトウェアの使い方を指導するスペシャリストのこと。マウスやキーボードにさわったことがない超初心者から、専門的なソフトウェアを習得するためのエキスパートの養成など、教える対象はさまざま。就業先によりその対象が個人であったり、企業に派遣されたりします。人にものを教えることが好きな人に適性があります。指導する相手は子どもからお年寄りまで年齢も多様です。パソコン操作に詳しいだけではなく、生徒のレベルに応じて言い回しを工夫するなど、わかりやすく教えることができる人や、コミュニケーション能力が高い人は活躍できるでしょう。就業先は、パソコンメーカーやパソコンスクールが多いですが、派遣会社に登録して派遣スタッフとして働くケースも。また、OA機器は日々開発され進化しているため、新しい機種やソフトウェアに関する勉強が不可欠ですが、時代の最先端をいくコンピュータに携わることができ、やりがいを感じられるでしょう。

必要なスキルは?

必須の資格などはなく、未経験でもチャレンジできる仕事です。パソコンのハードやワード、エクセルなどのソフトウェアに関する知識があるといいでしょう。マイクロソフト認定プログラム (MCP)などの資格があると転職時に有利なので、就業前に資格にチャレンジすることをおすすめします。また、人にものを教える仕事のため、相手にわかりやすく説明できる能力や、柔軟なコミュニケーション力が求められる仕事といえます。ものごとの理解のスピードは人によって全く異なるため、根気強さと丁寧でわかりやすい説明技術が必要です。また、OA機器は日々進化しており、常に勉強する向上心があるといいでしょう。

活かせる経験やスキル

・パソコンのハードやワード、エクセルなどソフトウェアに関する知識
・マイクロソフト認定プログラム (MCP)等の資格
・柔軟なコミュニケーション力
・根気強さと丁寧でわかりやすい説明技術
・向上心

転職お役立ちデータ

●転職難易度…★★☆☆☆
●平均給与…19.6万円
●求人募集の未経験OK比率…72.2%
●活躍できる業種
1位……その他学校教育 61.1%
2位……商社(ソフト) 22.2%  
3位……業務請負業 11.1%

身に付くこと、キャリアステップ

パソコンのハードやワード、エクセルなどのソフトウェアに関する知識や技術がアップします。また、相手にわかりやすく説明できる能力や、柔軟なコミュニケーション力が身に付きます。相手に対する気配りや配慮もできるようになるでしょう。パソコンスキルや知識が向上すれば、ほかの事務系職種に転職することも可能です。一般事務や営業事務はもちろん、専門知識を勉強して、貿易事務、英文事務などにステップアップする人もいるでしょう。