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弁護士4名、事務職員7名の法律事務所でパラリーガルをしています。パラリーガルという仕事は、法律事務所における一般の事務職とは仕事内容が異なります。具体的には、弁護士が抱えている案件の内容に深く関わり、問題解決の提案を行ったり、解決のための方針検討や調査(実地調査も含む)を行ったり、実際に裁判所に提出する裁判書面の下書きを行ったりします。私の所属する事務所の事務職員は、7名のうち、4名がパラリーガル、3名が(新人職員のため)パラリーガルを目指す一般事務職員で構成されています。一日の仕事の流れは、弁護士から任されている上記のような仕事を、急ぎのものから処理し、一日中、書面作成でパソコンと睨み合っていたり、法律書を読んだり、判例を調査したり、裁判所に出かけたり、実地調査に出かけたりと、本当にお大忙しで、息つく間もありません。毎日はだいたいこの繰り返しですが、特に裁判期日の前は、忙しさが増し、弁護士と一緒に午前様ということも。正直言って、忙しさや扱っている内容に対する責任の重さ、難解さに、つらいと感じることもありますが、それ以上の達成感を得られるのがこの仕事です。依頼者の方から感謝されるときの満足感を、弁護士と一緒に得ることができます。活かせているスキルは、文章力(書面作成)・ワード、エクセル力(データ分析や表作成を良く行うため。といっても中級程度で十分です)、コミュニケーション能力(依頼者の方から事情を聞き取り、陳述書の下案を作成したりするため)などです。 |
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大学時代から、法律に携わる仕事に就きたいと思っていました。何気ない日常生活の一場面にも、法律が複雑に絡んでいます。それを見出すのは興味深いことです。 |
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大学時代から、法律に携わる仕事に興味を持っていました。しかし、新卒採用はないと思っていたので、一般企業に就職し、社会経験を身に付けてから転職しようと考え、新卒就職から8カ月後に実行しました。具体的には、前職で社会生活のマナーやPCスキルを磨き、そろそろと思うころ、とらばーゆで見つけた「未経験者歓迎」の法律事務所に応募し、作文試験と面接を受け、内定しました。その当時は、法律事務職員が人気のある仕事だと知らなかったので、驚いたのですが、結構な競争率だったようです。特別に法律の勉強をしたことがあったわけでもなかったのですが、熱意や文章力が評価されたようでした。もちろん、入っていきなりパラリーガルとして活躍できたわけではありません。一般事務から始まり、努力と経験を重ねて現在に至ります。 |
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"専門知識・技術が身につく,世の中に役立つ,自分のやったことが形に残る" |
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今の仕事に就く前は、自分に自信がなく、自分は何をやってもダメな人間だとさえ思っていました。しかし、依頼者の方の法律紛争の苦境を目の当たりにし、それに対し真正面から取り組んでいくことで、問題解決の力がつきました。この仕事を三年続けてきた今、最もしっくりくる格言は「案ずるより生むが易し」。実際に依頼者の方、弁護士、職場のパラリーガル仲間とともに、たくさんの難解な問題を乗り越えてきたことが、現在の自信につながっています。また、パラリーガルになったことで、日常生活で役立つ法律知識がひととおり身に付きました。少なくとも、人生で失敗することはなさそうです(笑)。 |
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責任感が強い長女タイプ。やったことのないこと、難しそうなことにも、躊躇せず取り組む姿勢がある。法律知識を得ることに喜びを感じている人。 |
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仕事中は、パラリーガル仲間との雑談。仕事外では、パラリーガル仲間と打ち上げ!本当に仲の良い職場なんです。仕事上の信頼関係は人間同士の信頼関係につながります。後は、個人的な趣味に時間を費やす。ドライブ。ペットと遊ぶ。ショッピングなど。 |