ラララとらばーゆ総研100人調査 美容~仕事を辞めたいと思ったことは、ありますか?

100人調査[美容版]
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お題
美容師さん100人*	「仕事を辞めたいと思ったことは、ありますか?」
「美容師の仕事を辞めたいと思ったことは
ありますか?」
グラフ01
「辞めたいと思った結果、転職しましたか?」
※前の質問で「辞めたいと思ったことがある」と答えた
82人の回答を集計
グラフ02
※調査会社によるインターネット調査を2007年7月に実施。対象は関東・東海・関西エリアに在住する、美容師・理容師の男女100人。
とらねこのつぶやき
今回の美容師さんのコメントでは、みんなも学ぶところが多かったんじゃないかな。おいらとしては、どんな人にも転職は勧めます。でも、その転職は逃げるためのものであってはならないということ。ちっちゃな理由で辞めてはならないということです。確かに会社を変えることは簡単。でも、「辞めたい」という理由が自分勝手な理由であれば、新しい会社でも同じことは起こる。自分が変わらなきゃ、転職したってしょうがないのよ。転職はあくまでも自分を成長してくれる環境へ移るため。そんなことを強く感じさせてくれた今月の美容師さん100人でありました。
82人が辞めたいと思った経験あり。
でも、そのうちの54人は
転職せずに頑張っているよう

 どんな仕事でも「辞めたい」と思うことはあるのだろうけど、今回は「辞めたいと思ったとき」について、美容師さんにぶつけてみました。辞めたいと思ったことは? それでも続けた理由は? さてさて、どんな結果になることやら。

 まず、辞めたいと思ったことがある人はなんと82人! その理由は「理不尽な扱いを受けた」というものから、自分の技術のふがいなさから美容師としての素質に疑問を感じたというもの、なかには「友達と休みが合わない」という「こらっ!」と叱ってみたくなるものもありました。

 でも、辞めたいと思ったことのある82人のうち、54人は転職せず。その理由は「自分が選んだ道だから、とことんやろうと思った」「ライバルにも、自分にも負けたくなかった」「ここで逃げたら一生嫌な事から逃げる人になってしまう」…。なんとも泣かせるじゃないですか。

 スタイリストになるのは生半可な気持ちじゃなれない。でも、それを乗り越えられた人には成功という道が待っているんだよね。

辞めたいと思った理由は?

まだ下っ端のころ、理不尽な扱いを受けたとき。(奈良県、38歳、女性)

うまくカットができなかったから。(京都府、33歳、男性)
友達と休みが合わない。(大阪府、34歳、女性)
どうしても合わない先輩がいたけど、辞めても自分のためにならないと思い、今も続けてます。(埼玉県、23歳、女性)
安い給料でお昼も食べずに仕事して、馬鹿馬鹿しいと思った。(千葉県、38歳、男性)
先輩が本当にこわかった。下積みが長くて、いつになったら鋏を触らせてもらえるかわからない状態だった。(東京都、30歳、女性)
先輩は厳しく、理にかなわないことも平気でさせられたとき。(静岡県、29歳、女性)
起きている時間のすべてが仕事と勉強で、何のために働いているのかわからなくなったから。(大阪府、27歳、女性)
辞めたいと思ったけど、転職しなかった理由は?

支えてくれる先輩がいてくれるから。自分を気に入ってくださっているお客さまがいるから。(東京都、23歳、女性)

自分で選んだ道だから、とことんやろうと思った。(兵庫県、36歳、男性)

ほかのところでも同じことがあるかもしれないと思ったから。(埼玉県、23歳、女性)
だましだまし続けていたら、いい部分も見えてきたし、長く続けることで自分のいいように流れが変わってきたので。(埼玉県、25歳、女性)
手荒れは辛かったが、それ以上に一度でもいいからお客さまを担当したかった。一度でもいいから自分の顧客を持ちたかった。同期のライバルにも、自分にも負けたくなかった。(東京都、39歳、男性)
逃げるのは簡単だけど、ここで逃げたら一生嫌な事から逃げる人になってしまうと思ったから。(大阪府、27歳、女性)
中途半端で逃げ出す勇気がなかった。コツコツとした努力が実を結び、少しずつ結果が出てきた。(愛知県、32歳、男性)