1.日付 |
郵送、あるいは持参する日の当日か前日に。あまり前の日付だと、「使い回し」だと誤解されるかも。 |
2.振り仮名 |
記入モレに気をつけよう。「フリガナ」とあればカタカナで、「ふりがな」とあれば、ひらがなで。 |
3.住所 |
マンション名や部屋番号まで省略せずに書くこと。 |
4.連絡先 |
在職中の場合には、自宅の電話番号のほか、携帯電話など連絡が取りやすい番号も併せて記入しよう。 |
5.学歴 |
基本的には、最終学歴だけでOK。卒業の年月、大学であれば学部、学科までしっかり書こう。 |
6.職歴 |
職務経歴書を付けても、人事が最初に見るのは、やっぱり履歴書。入退社歴、勤務先、配属先、仕事内容は必須の項目だ。前職が同業種の会社であれば、選考に有利に働くこともあるし、勤務先名や配属先名で仕事のイメージが具体化されやすい。欄はそれほど大きくないので、個条書きで経験の幅広さやスキルの豊富さを伝えるように努力しよう。 |
7.免許・資格・専門教育 |
業務に必要な資格があれば注目する欄。基本的には持っている資格を、すべて正式名称で取得年次順に書く。資格をたくさん持っている人は、欄も限られているので、書ける範囲で応募先の仕事に関連のある資格をピックアップするのがベター。 |
8.その他特記すべき事項 |
ここに応募する職種に関わる資格取得のためにスクールに通学したり、現在独学で勉強したりしているならそれを書いてもOK。また、短期留学経験や過去のスクール通学経験も、現在のスキル・知識に結び付いているなら記入しておこう。 |
9.退職理由 |
退職理由では「前向きな転職か」と「同じようなちょっとした理由ですぐに辞めてしまわないか」などがチェックされる。例えば「人間関係が悪く」などと書くと、本人のコミュニケーション能力を疑ってしまうし、トラブルに耐えられそうもない印象が。「ステップアップしたい」などの意欲を、具体的な理由とともに示したい。 |
10.志望動機 |
入社への意欲から、入社後の頑張りを見ようとする欄。だから「見本の丸写し」はNG。その会社でなぜ働きたいと思ったのかを自分の言葉で表現したい。「業界・職種への関心」「スキルを活かせるかどうか」「会社への共感」「入社後の目標は明確にできるか」など、さまざまな角度から志望動機を考えてみよう。 |
11.希望職種・希望勤務地 |
複数の職種や勤務地で募集しており、自分の希望職種・勤務地が明確ならば、書いておくべき。とはいえ勤務地については、基本的に人事は参考にする程度の場合が多い。もし、「通勤時間がかかり過ぎて別の勤務地では通えない」といった特別な理由があるなら、「通信欄」に明記しよう。 |
12.退職時の給与額・希望給与額 |
企業にはそれぞれその会社の給与規定がある。どんなにいい人材でも、本人の希望とその会社で出せる給与水準が合わなければ、採用に至らない場合があることを覚悟で書こう。また、法外な金額を書くと「非常識」だと思われがち。前職の給与と同額か、少し上の金額を書く程度が常識的。 |
13.出社可能日 |
企業が人材を採用する場合、緊急度が高い場合とそうでない場合がある。緊急度が高い場合、「入社可能日」が採用の重要な判断基準の一つになる場合も。求職中ならすぐに、在職中なら現職に迷惑がかからないように引き継ぎ期間を考慮のうえで、可能な限り早い時期を記入すべき。 |
14.趣味・スポーツ・特技 |
選考に特に影響を与えることはない。ただ、この欄に書いてある内容から面接担当者と話が弾み、「自分らしさ」を面接で上手に表現できたというケースも。また、「アクティブ」「努力家」「社交的」など、自分の人となりを表現するチャンスでもある。 |
15.通信欄 |
企業に伝えたいことを書いてOK。「不在の場合は携帯電話か留守番電話にお願いします」といった連絡の取り方や、どうしてもその勤務地でなければダメな理由、勤務時間に制限がある場合など。逆に「勤務地は遠いが頑張れる」という内容でもいい。「希望」に関して書くなら、許容範囲を示すことも大事だ。 |