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転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣はココが違う!

転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣はココが違う!

転職をするなら、誰しも成功させたいもの。ちょっとした習慣で「成功転職」に導けるノウハウを8000人以上のキャリアコンサルティングを行ってきた高野秀敏さんが伝授。著書、『転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣』から学んでみましょう。

転職先の選び方

成功する人は「自分の強みを発揮できるかを重視」
後悔する人は「会社のブランドや規模を重視」

転職先を選ぶ際、知名度やブランド力のある有名企業で働きたい思う人は多いでしょう。しかし、新卒採用と異なり、転職市場では「どういう面で会社に貢献できる人材なのか」が問われます。つまり、企業に期待するだけではなく、自分の強みは何かを把握して選ぶことが大切。そのためには『今まで取り組んできた仕事の実績を棚卸しする』『企業に対しどういう点で貢献できるか、客観的に見極めて強みをアピールする』を実践してください。

情報収集

成功する人は「企業のIR情報をしっかり読み込み」
後悔する人は「おざなりにしかチェックしない」

企業に対する情報収集は欠かせないものです。相手を理解していないと面接でもきちんとしたやりとりをすることができません。そこでオススメしたいのが企業サイトで公開されているIR情報にしっかり目を通しておくこと。IR情報は投資家向けの資料で非常によくまとまっているので、企業研究には絶好のテキストです。熟読しておけば面接の際に、より突っ込んだ内容で発言でき会話も弾むことでしょう。

転職活動時期

成功する人は「無職の期間を短縮しようとし」
後悔する人は「正社員にこだわる」

転職活動を始める時期は現職中のうちが必須。現職を辞めて転職活動をスタートし、なかなか決まらなかった場合「ほかの企業がほしいと思わなかった人材」と見られてしまう危険性があるためです。ブランクは長くても3カ月。例えば、正社員にこだわり、無職の期間が長くなるよりも、少しでも早く企業に入り、実績を積んで正社員登用へのチャンスを狙うほうがキャリア的には成功です。

面接時

成功する人は「志望動機」をしっかり伝え
後悔する人は「転職理由」しか伝えない

転職を考える人は、多かれ少なかれ今の会社で不満があり、新しい職場に行きたいと思うものです。しかし、その不満は「転職理由」であって「志望動機」ではありません。面接の際、企業側は辞めたい理由を聞きたいわけではなく『なぜ、ウチの会社で働きたいのか』を知りたいのです。ですから、面接では『業界の魅力』『企業の持っている魅力』『仕事内容の魅力』の3点をしっかり伝えましょう。いずれも企業側が“なるほど”と思える視点で志望する理由を説明する必要があります。

『転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣』
■ 本紹介
『転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣』(明日香出版社)
高野秀敏 著

8000人のキャリア相談を受けてきたキャリアコンサルタントの著書による「後悔しない転職術」を紹介。考え方や習慣、準備方法など「成功する人の行動」と「後悔する人の行動」がわかりやすく書かれた一冊。

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