女性の求人・転職:とらばーゆ職務経歴&自己PRのカシコイ書き方

【お悩み別に解決!職務経歴&自己PRのカシコイ書き方】経験した社数が多い

お悩み別に解決!Webからの応募 職務経歴&自己PRのカシコイ書き方

応募フォームにマニュアルの文章をコピー&ペースト、という安易なエントリーは人事にバレバレ。自分のアピールポイントを見つけて、応募先に合わせて書き分けよう。そのコツをお悩み別に伝授します!

上田昌美さんphoto
アドバイスいただいたのは…

ハナマルキャリアコンサルタント
上田晶美さん

上場企業で人事を経験し、ハナマルキャリアコンサルタントを設立。就職や転職、出産後の再就職などをテーマに著書18冊、年間約100講演。

  • 経験した社数が多い
  • アルバイト歴が長い
  • 社会人経験が浅い
営業事務→経理に応募するN子さん(28歳)のケース

短大卒業後、電気工事会社に入社して営業事務を3年間担当。その後は派遣スタッフとして5社に就業し、30歳を目前に正社員転職を決意。専門スキルが身につく経理を希望している。

職務経歴欄の書き方

職務経歴欄の目的は、どんな経験があり何ができるのかを応募先にアピールすること。記入は時系列または逆時系列が基本だが、社数が多い場合は、単に羅列したのではポイントが目立たない。応募する職種や雇用形態に近い職歴を抜き出して冒頭に見出しを立て、それ以外は「その他」としてまとめて、アピールしたい経験を強調しよう。

【正社員としての経験】

2003年4月〜2006年3月  とらばーゆ電気通信株式会社
東京営業部営業二課(営業*名、法人顧客***社)に所属し、営業事務を担当。●受発注業務 ●在庫管理、納期調整業務●見積書作成 ●請求書発行 ●経費伝票処理 ●仮払い精算 ●電話・来客対応  ●教育研修:新入社員研修にてビジネスマナー(電話応対、接遇、ビジネス文書作成など)を学ぶ

【経理としての経験】

2009年7月〜現在  株式会社かもめ商事経理部にて就業(派遣元:***サービス) 経理部(3名)にて経理補助を担当。●売掛金管理(月間約****万円、法人顧客***社) ●月次決算、年度決算補助(会計伝票の起票、会計システムの端末入力、試算表の作成)●伝票入力 ●出入金管理
●使用ソフト:Excel2007、弥生会計11ネットワーク

【その他の派遣就業経験】

2006年4月〜同年9月 とらば損保株式会社新橋支社に派遣就業(派遣元:***サービス) 営業三部第一課(営業7名、法人顧客3500社)に所属し、損害保険事務を含む事務業務全般を担当

2006年10月〜2007年4月 株式会社かもめシステム人事部にて就業(派遣元:***スタッフ) 一般事務として新卒採用チーム(3名)の補助業務を担当
●経理に関する業務:仮払い処理、出張旅費清算、経費清算など

2007年5月〜2008年3月 社団法人とらばーゆ協会管理部にて就業(派遣元:***サービス) 一般事務として管理部スタッフ(5名)の補助業務を担当
●経理に関する業務:経費清算、小口現金管理など

2008年4月〜2009年6月 とらば不動産株式会社**支店にて就業(派遣元:***スタッフ) 営業事務として営業担当者(4名)の補助業務や事務業務全般を担当
● 使用ソフト:Word2007、Excel2007

POINT1

抜き出した職務経験は詳しく、その他は簡潔にまとめて強弱をつけよう。詳しく書くものの中でも特に応募先で活かせる経験は、実績を数字で明記する、担当業務の詳細を書くなど、メリハリを意識して。研修を受けた経験や、使用可能なソフトもアピール材料になる。何がポイントになるかを考え、応募先によって書き分けよう。

POINT2

募集内容を意識して書かれたエントリーからは、応募の熱意も自ずと伝わる。コンパクトにまとめる部分も、応募職種に関係のある経験や最新の使用可能ソフトなどは見出しを立ててアピールしよう。派遣の就業経験は、どんな会社で働いていたのかが人事の関心事。社名は派遣先を先に書き、派遣元は後ろにカッコくくりでまとめよう。

志望動機・自己PR欄の書き方

●志望動機

現在の就業先で売掛金管理や月次決算、年度決算の補助を担当し、年間のサイクルに携わらせていただいたことから、この経験を活かして経理スタッフとして貴社に貢献したいと思い、応募しました。地域密着でお取引先との信頼関係を何よりも第一に事業を展開してこられたという貴社の理念にとても共感しています。私も誠実に仕事に取り組み、信頼される経理となれるよう努めます。

●自己PR

経理としての2年の実務経験のほかに、一般事務と営業事務の経験があります。電気通信会社では急なご発注にもお応えする臨機応変な対応を身につけ、社団法人では正確できめ細かな仕事をすることの大切さを学ぶなど、さまざまな職場で得た経験は、貴社のお役に立つものと存じます。今後は正社員としての責任を自覚して、貴社の一員として長く働きたいと願っています。

POINT

志望動機と自己PRは見出しを立ててまとめると、内容が整理されて印象に残りやすくなる。どちらも一行目のアピールが大切。応募先の役に立つ経験や意欲があることを、端的に伝えよう。経験社数の多さは、豊富な実務経験があると考えれば強みになる。今後は腰を据えて、一社で働くつもりがあることもしっかりと書いておこう。

応募職種別の書き分け例 営業職(不動産)に応募する場合

●志望動機

不動産会社に営業事務として勤務した際に、希望の物件を成約されたお客さまの笑顔に接して、自分自身でもお客さまに住まいをご提案したいと思うようになり転職を決心しました。貴社は物件情報だけでなく、住まわれる方の立場になって地域の情報をきめ細かく提供しておられ、私もそのような仕事に携わりたいと考えて応募させていただきました。

●自己PR

不動産会社ではお客さまのクレーム電話を取ることもあり、不動産営業の厳しさも、一端しか垣間見ておりませんが、理解しております。それでも、一生に何度もない不動産選びに関われる営業の魅力は大きく、一日も早く戦力になれるよう、現在、通信教育で宅地建物取引主任者資格試験の受験に向けて勉強中です。これからは専門職として、不動産営業のスキルを磨いていきたいと思っております。

POINT

経験社数が多いと、“長続きしない人”という印象を持たれる恐れがある。未経験職種に応募する場合は特に、なぜその仕事を希望するのかを納得感を持って伝え、やり遂げる覚悟があることをしっかりとアピールすることが大切。仕事の大変な面も理解していることや、入社に備えて何かを勉強しているなどの情報は好印象だ。

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