「最低賃金制度」の用語解説

2013年09月27日

■最低賃金制度(サイテイチンギンセイド)

最低賃金法に基づいて国が定めた最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度。仮に最低賃金額より低い賃金で労働者と労働契約を結んだとしても、法律によって無効とされ、最低賃金額と同額の定めをしたものとされます。最低賃金未満の賃金しか支払われなかった場合には、最低賃金額との差額を受け取ることができます。

最低賃金の対象となるのは、毎月支払われる基本給と諸手当です。ただし、皆勤手当、通勤手当、家族手当、時間外勤務手当、休日出勤手当、深夜勤務手当などは対象外となります。