話下手な女子の面接対策☆スッキリ話す魔法テク

2014年07月17日

話下手な女子の面接対策☆スッキリ話す魔法テク
面接担当者の質問に答えるうちに、自分でも何が言いたいのかわからなくなりシドロモドロに…。という経験、ありませんか? 普段の会話とは違い、面接では筋道を立てて話すことが求められます。そんなの苦手…という人も大丈夫。ちょっとしたコツでスッキリ話せるようになる魔法テクをご紹介します!

結論から話す「PREP(プレップ)法」

魔法テクとは、「結論から話す話法」のこと。Point(ポイント・結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(ポイント・結論をくり返す)の頭文字をとって「PREP(プレップ)法」と呼ばれる話法です。

この話法では、最初に結論を述べ、次にその理由を簡潔に伝えて、具体例でさらに説明したうえで、再び結論を念押しする、というように話を組み立てていきます。

これを応用すると面接のダメトークがどう変わるか、具体的なケースで見てみましょう。

【経理募集に応募したトラ子さん】
専門商社の経理募集に応募し、面接で「以前はどのようなお仕事をされていたのですか?」と聞かれたトラ子さん。これまでの経験をPRするチャンスです! けれど、話下手に緊張が重なって頭が真っ白に…。

■ まとまりのない、NGな自己PRの例
「えっと、私は前の会社でも経理部にいまして、伝票の入力とか現金の管理を担当していました。あ、伝票というのは、例えば営業部が請求書を発行すると、それが一覧になって出てくるのですが、毎月それが営業部から届くので、会計ソフトに売掛金として入力するというのを私が担当していまして…」

■ PREP法でリメイク! ポイントが伝わる自己PRの例
(結論)「私は前職でも経理を担当し、正確で手早い伝票処理を特に心がけていました」

(理由)「なぜなら、経理は裏方の仕事ですが、仕事にミスがあると会社の信頼を失う大切なポジションだと考えていたからです」

(具体例)「例えば、前職では営業部が発行する請求書の一覧をもとに、私が会計ソフトに売掛金を入力していました。請求発行のタイミングは取引先ごとに異なるため、ただ機械的に入力するだけでなく請求サイクルも迅速にチェックし、営業部の請求書のミスを防いだことが何度かあります」

(再び結論)「これからも正確さとスピードを大切に、経理としての経験を積んでいきたいと考えています」

いかがですか? ガラッと変わりましたね。この話法では「結論」がイメージできていることが大切です。面接担当者の質問はすべて、あなたという人物を知ることが目的ですから、面接でいう「結論」は自己PRしたいポイントのこと。「これだけは伝えたい」というポイントを頭に入れておけば準備は万全です。魔法のテク「PREP法」をぜひ活用してみてください。