面接担当者の好感度アップする「アイコンタクト」講座

2014年03月27日

転職面接で使えるアイコンタクト講座
転職面接の間、アナタはどこを見ていますか?「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、仕事に対するやる気や熱意は目からアピールできるもの。面接担当者に好印象を与えるアイコンタクトの方法を元ミス・ユニバースファイナリストでもあるマナーコンサルタントの尾崎まみさんに教えていただきました。

■ 基本のアイコンタクト方法
① 面接担当者の瞳をしっかり見つめる
② 目尻を優しく下げる
③ 口元は口角を上げ、目と口を使って笑顔を作る

まず、この3つのポイントを頭に入れて、アイコンタクトを使う場面を紹介します。

■ 面接室に入るときは下を向かず相手の目を見る
人の第一印象は最初の7秒で決まると言われているように、ファーストアイコンタクトは何より大事。入室するときから、面接担当者の目を見ましょう。下を向いての入室はしないように。面接担当者が複数いる場合は、全員を見回し、瞳を合わせます。

■ あいさつ時は最初と最後にアイコンタクト
あいさつで重要なのは言葉と動作を分け、最初と最後にアイコンタクトを持ってくること。アイコンタクト→「○○と申します。よろしくお願いいたします」→お辞儀→アイコンタクト。という流れにしましょう。

■ 面接時は気持ちを込めて目線を合わせる
面接中、面接担当者から質問されているときは目線を合わせるように。面接担当者の賛同や同意を得たい場合は「そうですよね?」という気持ちを瞳にしっかり込めてください。自分が話を聞く場面では、明るい表情とアイコンタクトをセットにしましょう。話す場面では、目も一緒に笑うようにして好感を持たれる表情で話すことがポイントです。

■ 退出時はアイコンタクトで明るく最後のあいさつ
面接が終わり、退出する際も気を抜かずにアイコンタクトをしてあいさつすること。たとえ、うまく話せなかったと落ち込んでいたとしても、明るい表情で面接担当者の瞳をまっすぐ見て退出してください。面接担当者はそのような前向きなメンタル面もしっかりチェックしていますよ。

デートやお見合いなどでは相手に圧迫感を与えないよう目を見つめすぎず、適宜目線を外すことが良いとされていますが、面接では目線を合わせることが大切。人は自分に自信があるときや、一生懸命語るときは目線を外さないもの。人の目を見ない場合は、自分の発言に自信がないと捉えられてしまいます。面接担当者に安心感や信頼感、発言内容に真実味を持たせるためにも、アイコンタクトはとても効果的なアプローチのひとつなんですよ。

尾崎さん_200

■プロフィール
尾崎まみ
元国際線のCA、ミス・ユニバースファイナリストと数々の経歴をもつ。現在はマナーコンサルタントとして法人・企業を対象にビジネスマナー研修や社員教育研修、コンサルティングを行い日本全国で活躍。受講者は5000人以上。メディアアットホーム代表取締役。

オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/mami–ozaki/