職場のコミュニケ―ションを円滑にする「雑談力」のコツ

2014年06月26日

職場のコミュニケ―ションを円滑にする「雑談力」のコツ
職場での潤滑油となるちょっとした雑談。でも、何を話せばいいのか迷ってしまうことってありませんか? そんなときに役立つ、誰でもできる雑談の心得を教えます!

まずはあいさつをきっかけにする

人とのコミュニケーションで一番大切なのはあいさつと言っても過言ではありません。職場でも「おはようございます」や「お疲れさまです」など笑顔であいさつをされると好感を持つもの。まずは、あいさつから始めて相手に良い印象を持たれることからスタートです。

相手の近況を聞く

あいさつできっかけをつかんだら、次は相手の近況を聞いてみましょう。例えば、暑い日が続いていれば「毎日、暑いですけど、体調は崩されていませんか?」や休日明けであれば「お休みの日は何をしていましたか?」など、誰もが答えやすい質問を投げかけると会話の糸口が見つかります。

否定や反論はしない

雑談はあくまでその場を円滑にする会話です。「でも」「それは違う」「ありえません」など否定的なワードが続くと、相手も話す気をなくしてしまいます。少しの時間を楽しく共有しようと考え、肯定的な会話をしましょう。

聞き上手になる

雑談が苦手だと感じる人の多くは「会話を盛り上げなくてはいけない」と思っているのはないでしょうか。実は雑談に盛り上がりはあまり重要ではありません。「面白い話をしなくては」「オチをつけないと」と考えるより、相手の話を笑顔で聞いているだけで雑談は成立するのです。ここで大切なのは「へぇ~」「そうなんですか」と適度に相槌を入れること。そうすると「自分の話を聞いてくれている」という満足感や安心感を相手に与えることができ、気持ち良く話してもらえます。

雑談は切り上げが肝心

あまり長く話しすぎても会話はダレてきてしまうもの。雑談はサクッと切り上げることが肝心です。「お引き留めしてすみませんでした」「次の予定がありますので、このあたりで…」など会話の流れを見ながら切り上げましょう。この時は表情が大切! 無表情だったり、つまらなさそうな顔で言うと「話がつまらなかったのかな」「気に障ることを言ったかな」と相手に不安を与えるので必ず笑顔で切り上げましょう。

いかがでしたか? 雑談は面白い話をしないと!と気負わずに「相手の話を笑顔で聞こう」というスタンスで気軽に話すことが大切なんですね。