U29(ユニーク) 女子プロジェクト

“働くママ”のぶっちゃけトーーーーーク! 
~前編・仕事も子育ても!時間のやりくり術~

現代社会では“働くママ”が増えてきているとはいえ、いつかママになるかもしれない女性にとっては疑問や不安が尽きないもの。今回は、“働くママ”たちに、普段思っていることや、子育てと仕事の両立についてぶっちゃけてもらいました。前編は、ママの一日の過ごし方など、時間のやりくり術について聞いてみました!

とにかく時間がない!“働くママ”たちの時間のやりくり術!

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左上から時計回りに、
ふわふわさん:34歳。13歳の娘。シングルマザー。会社員(編集職)。
キラキラさん:29歳。1歳と2歳の娘。会社員(編集職)。
クールさん:35歳。7歳の娘と8歳の息子。現在、休職中。
げんきさん:29歳、3歳の娘。会社員(事務職+フリー)。
しっかりさん:30歳。2歳の息子。会社員(建築関係)。


――早速ですが、仕事と子育ての両立って想像すると忙しそう…。どうやってみなさん時間をやりくりしていますか?

キラキラさん:自分の時間は本当にないよね。移動時間は基本何かやっています。たとえば、ネットショップでおむつをポチったり。買い物も、平日は時間がないので、週末にまとめて。
夕飯も一瞬でできる料理しか作らないですね。30分で3品。副菜は基本レンジでチン、給食みたいに大量に作って、翌日の朝ごはんやお弁当にも使ったり。

ふわふわさん:分かります!やたら、カレーとかシチューとか鍋とか多くなりますよね。若い頃よりも、子どもを産んだ今の方が、効率的にテキパキ動けるようになった気がします。

クールさん:確かに(笑)。私は、旦那も子どもも寝ている朝の時間を有効活用してますね。余裕があれば、朝に夕飯の支度までやっちゃうとか。

――すごく効率的!「時間がない!」っていうのは共通意見だと思うんですが、みなさん本当に時間のやりくりが上手ですよね。

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旦那さんの協力は不可欠!頼めば手伝ってくれる!?

――みなさんいくらテキパキしているとは言え、一人で全部はこなせないですよね。旦那さんの理解や協力はありますか?

キラキラさん:うちは実家が遠くて、両親の協力を得られないので、旦那は何でもやります。私が出張のときは、仕事を休んで面倒を見てくれます。あと、普段の家事は、作業を全部エクセルに洗い出して分担しています。家政婦じゃないので。「ママがやって当たり前」ってのは、イヤです。

げんきさん:それはごもっとも。でも、考えてみると、うちは私が全部やっちゃってるかも…。頼めばやってくれますけど。私がせっかちなので、結局、自分でやっちゃうんですよね。

――無駄のない行動が仕事でも家でも染みついているんですね。しっかりさんはどうですか?

しっかりさん:うちは私が忙しいとき、平日は保育園のお迎えも食事も寝かしつけまで快くやってくれるので助かっています。ただ、私が土日も仕事のことがあるんですが、旦那は家族水入らずで過ごしたいみたいで…。そのときは、あまりいい顔はしませんね。それでも仕方ないから仕事は行きます。確かに、土日も仕事って申し訳ないな、と私も思いますけど、もうちょっと理解が欲しいかも…。

――なるほど。やはりみなさん共働きでも旦那様に「お願いする」というスタンスはあるんですね。まだまだ家事・育児は基本的に「女性の仕事」という認識が強いのかもしれませんね。
クールさんのところは旦那様どんな感じですか?

クールさん:そうですね、うちは旦那が元々働いて欲しくないっていう人なんです。復職するってなったときも、本当に大変なとき以外は、基本的には自分でやってよと言われました。旦那の収入の方が多いし、仕事も大変なので、それは理解していますが…。正直もうちょっと手伝って欲しいというのはありますね。

――なるほど~、家事も子育ても手伝ってくれるイクメンは増えていますが、男性の考えも色々ですよね。ただ、「頼めばやってくれる」のならば、キラキラさんのように「作業を書き出して話し合って分担する」とか、「仕事の事情を説明して、手伝って欲しいことを伝える」など、きちんと話し合いの場を設けるのは大切なことですよね。
旦那さん以外に、職場や周りの理解のために何かしていることってありますか?

日頃から周囲とのコミュニケーションが肝!“ママアピール”は大切

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げんきさん:私が「働いていること」「子どもがいること」を理解してもらい、協力体制になってもらえるように、普段から会社にも旦那にも子どもにも伝えています。偶然、うちは社長が保育事業に携わったことがある人なので、理解してくれて助かっています。

キラキラさん:へー!それは羨ましい。会社でママは私が初めてのケースだったらしく、産休手続きも復職報告も誰にしていいのか分かりませんでした。これまで地道に上げてきた給料も元に戻っちゃって…それは、ショックでしたね。まあ、でも復職後は周りを気にしないで、保育園のお迎えの5時にはきっぱり帰っています。

――そういうの大事ですよね。自由に動ける体制を自分で作っておくというか。保育園からの呼び出しとかも、いつ来るか分からないですもんね。

ふわふわさん:そうなんですよ。私は一人親なので、呼び出しかかっても、行けないこともあったんです。なので、常々保育士さんに事情を話して、根回ししておきました。本当は37.5度の発熱はアウトだけど、保育士さん判断で37度ってことにしてもらったりとか(笑)。周りのママのうまいテクニックを見て「この手もあるか!」と参考にしたり(笑)。

――なるほど。賢くいかないとですね(笑)。日頃から周りに“働くママ”アピールしておくのは大事ですね。

“働くママ”には、旦那さん以外にも、職場のサポートも不可欠ですよね。みなさんただ待っているだけでなく、周りに理解を求めるように普段からコミュニケーションを取ったり、働きかけているところはさすがです。
それでも、いくら時間をやりくりしても忙しい“働くママ”毎日。そこで気になるのが、「そんな忙しい毎日になってしまうのに、どうして働くの?」という働く理由。
後編では、“働くママ”の働く理由について聞いてみます。お楽しみに!

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