働き女子の投資レッスン 【初心者編】

2014年06月05日

働き女子の投資レッスン 【初心者編】
アベノミクスの恩恵で、アップも期待できる夏のボーナス。楽しく使うのもいいけれど、この機会にお金を増やす投資について考えてみませんか?

とらばーゆ読者に投資への関心をアンケートしたところ、35%の人が「興味はあるけど始め方がわからない」と回答しました。ならばプロに教えてもらいましょう! 初心者におススメの投資術を、ファイナンシャルプランナーの柳澤美由紀さんに聞きました。

おススメは、毎月1000円からできる「積立型の投資信託」

「元手がない初心者にこそ、お金を増やす方法として投資を考えてほしい」と柳澤さん。その商品として「積立型の投資信託」、なかでも日経平均株価などの指標に連動する「インデックスファンド」がおススメだと言います。

投資信託とは、投資家から集めたお金をまとめて、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用してくれるもの。元本割れのリスクはやはりありますが、素人が自分で運用するよりはプロに任せるのがベター。さらに、インデックスファンドには次の3つのメリットがあります。

■ メリット1:「ランチ1回分」からできる
積立型の投資信託は、銀行の積立貯金と同じく、少しずつお金を預ける(ファンドを購入する)仕組み。毎回1000円からできるものもあり、ランチ1回分の感覚で始められることが魅力です。

■ メリット2:手数料が安い
ファンドの購入時には「販売手数料」、運用中は「信託報酬」、解約時には「信託財産留保額」という手数料がかかります。いずれもほかのファンドより安いことが多いのが、インデックスファンドの特徴です。
※金融機関によって手数料額は異なります。確認のうえご購入ください。

■ メリット3:銀行でも購入できる
たいていのファンドは銀行の窓口でも購入可能。証券会社に行くのはちょっと勇気がいるという人も、気軽に始められます。

初心者の鉄則は「預けっぱなし(長期運用)」

1000円で購入したファンドが800円に下落したり、1200円に上昇したり、変動があるのが投資の世界。初心者はマメにチェックすると動揺して、売買の判断を誤りかねません。預けっぱなしにして積み立て続ける長期運用がおススメです。

そのために、ファンドは5年、10年など運用期間があるものではなく、無期限型を選ぶこと。有期型は償還時に運用相場が下がってれいば、元本割れすることもありますので、避けたほうが無難です。

月収の5~10%を目安に、分散投資を

貯金全体に一人暮らしの人は月収の10%、実家暮らしなら20%を回せると仮定して、その半分を投資(リスクマネー)に活用するのが大まかな目安。

さらに、インデックスファンドの主な3種、「国内株式型」「海外株式型」「海外債券型」に、例えば毎月総額6000円なら2000円ずつに分散させれば、相場変動のリスクを抑えることができます。

投資とは未来の自分へのプレゼント

柳澤さんは投資を「手持ちのお金の一部を将来の自分のために投じること」と言います。お金があれば幸せとは限らないけれど、行きたい旅行ややりたい習い事など、お金があればかなう希望や夢があるのは事実。

未来の自分のために、今の自分にできることがある。そう自分を信じることが、投資の第一歩。まずはリスクを取れる範囲内で、小さな一歩を踏み出してみませんか?

株式会社家計アイデア工房 代表 柳澤美由紀
■プロフィール
柳澤美由紀
株式会社家計アイデア工房 代表。CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。子ども時代にサラ金の取り立てを経験した異色のFP。どん底生活の中でチャンスを引き寄せた習慣と、お金のエネルギーをチャージする仕組みづくりを伝える活動を行っている。著書に『親と子の夢をかなえる!“私立”を目指す家庭の教育資金の育て方』(近代セールス社刊・共著)など
オフィシャルサイト : http://www.kakeiidea.com/

※データ概要:2014/3/27~2014/4/24、『とらばーゆアンケート』238名(17歳~55歳の女性)