覆面! 家計簿リサーチ 先輩女子に聞く貯蓄のコツ!

2016年01月18日

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結婚したなら、マイホームや子どもの教育資金、老後の蓄えなど、将来のことを考えて貯蓄をしていきたいものですよね。実際に、既婚女性はどのように貯蓄を行っているのでしょうか。1,030名の30代既婚女性を対象に調査を実施、計画的に貯蓄するコツを伺いました。

30代既婚女性は世帯収入の約1/5を貯蓄している!

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30代既婚女性の貯蓄割合は、住居費に続いて第2位。全体の18%を占め、平均約5万円を毎月貯蓄しているとの結果となりました。将来のことを考え、しっかりと貯蓄を行っている人が多いようです。

先輩女子はどうやって貯蓄をしているの?

それでは、先輩女子のみなさんは、どのように貯蓄を行っているのでしょうか?
30代既婚女性の中でも、多く貯蓄している方(月の収入の15%以上を貯蓄)を対象に、貯蓄のコツを聞いてみました。

コツその1:無理をしない

  • 「貯金ばかりするのではなく、楽しむことも大切にしてお金を使う」(38歳/専業主婦)
  • 「使うときは使い、メリハリをつける」(39歳/会社員)
  • 「ストレスが溜まる貯金はしない。楽しい時間、ずっと残る思い出、長く使える物、心を豊かにする物にはお金を惜しまない代わりに、ただの『浪費』と考えるものにはお金を使わない」(33歳/会社員)

最も多く挙がったのが、「無理をしない」という意見。高い目標を設定せず、無理のない範囲で月の貯蓄額を設定しストレスをためないことが、貯蓄を続けるコツのようです。
また、「必要だと思うものにはお金を使う」という意見も多く見られました。
必要なものにはお金を惜しまないことで、必要なものとそうではないものの判断ができ、無駄な出費が避けられるようですね。

コツその2:給料日に貯金する

  • 「給料が入ったら他の口座に移し、手をつけない」(31歳/専業主婦)
  • 「貯金を先にしてしまうこと。月の大体の予算を費目ごとに決めておき、意識しながらお金を使う」(30歳/会社員)

次に多かったのが、給与日などに貯蓄するという意見。着実に一定の金額を貯蓄でき、かつ1カ月の生活費の目安を考えることにつながるので、例えば「今月は交際費が多く掛かりそうだから、食費は抑えよう」というように、出費を一定額に抑えられるのではないでしょうか。

コツその3:自動で貯蓄できるシステムを賢く利用する

  • 「財形などを利用して、知らないうちに貯まる方法をとっている。『余ったら貯金』と考えるよりも確実に貯まる」(39歳/専業主婦)
  • 「冬のキャンペーンで金利が高くなった時を利用して、定期に申し込む」(36歳/パート・アルバイト)

「積み立て貯蓄や定期預金、財形貯蓄などを利用する」という意見も見られました。また、金利が高くなる時期のキャンペーンなどを利用して、賢く貯蓄を行っているようです。

コツその4:目的を設定する

  • 「何のために貯金をするのか、目標や額を明確にしている」(37歳/専業主婦)
  • 「将来の目標を夫婦間で共有している」(34歳/パート・アルバイト)
  • 「将来子どもが使えるように口座を作り、目的別に口座を分けて貯めている」(31歳/専業主婦)

貯蓄の目的を設定するという意見もありました。目的や目標を明確にし、モチベーションを保つことで、貯蓄が続けられるようです。例えば「マイホームを建てるために、数年間は外食を2カ月に1回にし交際費を抑える」「家族旅行のために、お昼は家族全員お弁当にして食費を節約する」というように、目的を設定することで、目的のために必要な貯蓄額や、そのためにどう貯蓄していけばよいのかがわかってくるのではないでしょうか。

他にも「消費意欲がわく行動(ウィンドウショッピング、サイトで商品検索)を控える」、「コンビニをあまり利用しない」などの意見も。小さなことから気をつけるというのも貯蓄のコツのようです。

ちょっとしたコツで貯蓄はできる!

30代既婚女性のみなさんは、「子どものため」や「老後の蓄え」など、家族のために将来を見据え、それぞれ自分に合ったやり方で貯蓄を行っていることがわかりました。未婚・既婚に関わらず、すぐに実戦できる貯蓄方法も多いようです。U29女子のみなさんも、将来のために、賢い貯蓄をはじめてみませんか?

 

調査名 :「生活・仕事」に関する調査
調査期間:2015年12月08日(火)~2015年12月10日(木)
調査方法:インターネットリサーチ(調査機関 株式会社マクロミル)
調査対象:30歳~39歳 既婚 女性 1,030名