プロフィールズ株式会社が求める人とは?
「誰もやったことがないこと」に、柔軟な役割分担で共に挑戦してくれる人
プロフィールズ株式会社
代表取締役 眞邊明人さん
俳優の表現技法を用いたコミュニケーション研修
―― 「アクトレーニング」とは、どのような研修ですか。
俳優・タレントの演出技法とインプロビゼーション(即興)の技術を統合したコミュニケーション技法を、理屈ではなく身体で覚えるトレーニングプログラムです。
例えば、すごくいい企画をボソボソと説明するのと、アイデアは普通でも堂々と力強く説明されるのと、人はどちらにひかれるか。後者ですよね。そうした表情や目線、声といった身体的要素が相手に与える印象に注目し、知識や理論だけでなく身体的な側面からコミュニケーション力を向上させるプログラムです。
具体的には、基礎的な身体トレーニングの後、クレーム対応など実際の場面を想定したロールプレイングを行います。クレーム客役はプロの俳優。臨場感あふれる雰囲気の中で、客の出方に合わせてとっさの対応ができるまで、目線や表情、体の姿勢、声のトーンなどを身体に覚え込ませていきます。学んだことが研修の場だけで終わらない、リアリティを追求したプログラムが特徴です。
―― 「アクトレーニング」はどういった企業や団体に導入されていますか。
研修業界大手のリンクアンドモチベーションが専属販売代理店として契約を結んでいることもあり、大手銀行や総合商社、製薬会社など業種を問わず、上場企業を中心に多くの企業に導入されています。
また、大手企業だけでなく町工場の新入社員研修から、政治家のパフォーマンストレーニング、引きこもりなど対人関係に悩む学生に向けたコミュニケーション研修など、幅広く対応しているのも「アクトレーニング」の特徴です。
自分たちの働き方も、自分たちでデザインする
―― 求めるのはどのような人材でしょうか。
当社は少数精鋭で活動するベンチャーのため、代表の私がプログラム開発や講師を務め、それ以外のスタッフは全員アシスタントとして幅広い業務を分担します。そのため、素養としては「マルチタスク」「創造性」「反復」の3つの要素を重視しています。
「マルチタスク」とは、文字通りさまざまな業務を担当できること。クライアントとの打ち合わせやプログラム開発のための情報収集、研修資料作成や当日のアテンドなど、同時進行で走る複数の仕事に対応できることが必要なのです。
「創造」は、「新しいこと、誰もやっていないことしかやらない」という当社の理念からくるもの。すでに世の中にある研修プログラムでは解決できないことをお手伝いする。そこに当社の価値があるのです。
「反復」は「創造」と矛盾するようでしない、大事な要素です。クライアントとの打ち合わせも資料作成も、見方によっては「同じことの繰り返し」。しかし、一流になる人ほどそうは考えず、繰り返しの中にも「次はここを工夫しよう」と改善点を見つけ、確実に成長していきます。この視点が持てる人と一緒に仕事をしたいと考えています。
―― 御社は働き方もユニークだとうかがいました。
当社はコアタイムがなく、毎日の出社時間は自己申告するフルフレックスタイム制。在宅勤務も申告は必要ですが、自由に認めています。導入のきっかけは、ラッシュ時の通勤は労力の無駄だと思ったこと。仕事の効率がいい朝の時間は自宅でデスクワークにあて、ラッシュが解消してから出社するほうが効率的ですよね。
その代わり、各自の担当業務をリスト化して社内ネットワークで共有し、3カ月に一度、私との面談で進捗を確認して契約内容の見直しを行います。自由がある代わりに、仕事の成果に責任を持つ。柔軟で自律的な働き方が当社の特徴です。
さらに私が目指すのは、オフィスを持たない会社を実現すること。お互いにネットワークでつながり、ミーティングは必要に応じてどこかに集まって行う。この働き方なら、女性が家庭や育児と仕事を両立することも十分可能です。自分たちの働き方からデザインすること、一緒に挑戦しませんか。
◆企業概要
プロフィールズ株式会社
事業内容/各種セミナー・研修の企画および運営、人材紹介業、書籍・雑誌その他印刷物および電子出版物の企画、制作、販売 設立/2007年 資本金/1000万円 従業員数/5人(2014年8月末現在)
◆求める人物像
・新しい物事に挑戦する創造性や好奇心のある人
・マルチタスク(複数の業務や役割に同時進行で対応)に活躍できる人
・同じことの繰り返しに見える地味な仕事にも、自分が成長するための改善点を見出せる人
・相手の心を開くコミュニケーション力やプレゼンテーション力がある人
◆選考ステップ
STEP1:書類選考
「確認するのは、必要事項が書かれているか、募集条件に合う方かといったこと。人物重視で選考していますので、なるべく面接でお会いしたいと考えています」
STEP2:一次面接
「面接担当者と1対1の形式。これまでの経験や志望動機を聞くなかで、プレゼンテーション能力を確認します」
STEP3:筆記試験
「試験内容は自社開発のオリジナル。思考の回転の速さや柔軟性を測るテストを受けていただきます」
STEP4:最終面接
「私が1対1でお会いします。志望動機や将来の目標を改めて確認するほか、さまざまな質問への答えを通じて対応能力を確認させていただきます」