共働き夫婦が負担にならない家事分担方法と、協力体制がうまくいくコツ

2015年11月20日

「彼と結婚したいけれど、今の仕事をやめたくない!」という女性は多いと思います。
仕事が忙しくなったり、うまく旦那さんの協力を得られなかったり……家事と仕事の両立には不安が残りますよね。
そこで今回は、先輩夫婦に「項目別にどのくらいの割合で家事を分担しているのか」と、「うまく家事分担するためのコミュミケーション」について聞きました! ぜひ参考にしてください。

妻が専業主婦の場合

 

回答者DATA
妻:30歳・主婦
夫:35歳・貨物運送・平均帰宅時間22時

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「夫は帰宅時間も遅いため、ほとんど家事をしませんが、まだ子どもが小さいので、旦那がゴミ捨てやアイロンがけをやってくれてとても助かっています。ルンバや食器洗浄機などの便利家電に頼るのもいいと思いますよ」(妻)

 

“最新家電に頼る”というアドバイスですが、たしかに今は便利で高性能な家電が沢山あります。食器洗浄機やルンバ、乾燥機付き洗濯機など少々値は張りますが、家事の負担が減ると思えば安い買い物かもしれません。

 

共働きで妻のほうが帰宅時間が早い場合

 

回答者DATA
妻:29歳・一般事務・平均帰宅時間19時
夫:29歳・システムエンジニア・平均帰宅時間20時

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「手伝ってもらうことは比較的多い方だとおもいます。とくにお風呂掃除だけは頼み込んでやってもらっています。洗濯や皿洗いは気付いたほうが担当。会社の繁忙期に家のことを抱えきれなくなったら、早めにヘルプをだして手伝ってもらうようにしています」(妻)

 

家事の押し付け合いを防ぐためにも、最初にある程度の役割は決めておいたほうがいいとのアドバイスが。家事が得意な(または好きな)相手であれば、“気付いた人がやる”というルールでも成り立つのかもしれません。

 

共働きで帰宅時間が同じぐらいの時間帯の場合

 

回答者DATA
妻:27歳・保険営業・平均帰宅時間19時
夫:28歳・不動産営業・平均帰宅時間19時

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「帰りがほぼ同じ時間なので、帰宅後に二人でバタバタと家事をしています。私が土日も仕事のときは、料理や掃除、息子のお風呂などすべてをやってくれます。半分文句を言いながら家事の協力をお願いしているうちに、やってくれるようになりました。料理は趣味になったようで、楽しんでやってくれています」(妻)

 

旦那さんが休みの日は家事をすべて任せて、負担を分散させているようです。
慣れない家事を無理にやらせても関係が悪くなってしまいます。旦那さんがやっていて楽しい、もしくは苦じゃないと思えることを頼んで、役割分担をするのが良いでしょう。

 

共働きだが、実家のサポートを受けられる場合

 

回答者DATA
妻:27歳・パート(シフト制)・平均帰宅時間16時
夫:26歳・医療関係営業・平均帰宅時間23時

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「共働きですが、夫は一切家事をやらないです。ただ実家が近く、子供を見てもらえたり、おかずをおすそ分けしてもらえたり、場合によっては家事まで手伝ってもらうこともあるので、そこまで負担に感じることはありませんね」(妻)

 

一時的に子どもを預けて家事を早く終わらせたり、おかずを一品分けてもらったりするだけでも負担が軽くなりますよね。
ご両親が協力的なら甘えさせてもらうのも一つの手です!

 

共働きでどちらも帰宅時間が遅く、家事代行サービスを使っている場合

 

回答者DATA
妻:35歳・薬剤師・平均帰宅時間19時
夫:38歳・専務取締役・平均帰宅時間深夜2時

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「掃除と洗濯を業者に頼んでいるので、わたしの負担は3割ほど。それまでは、無理して家事の時間を作っていました。今はゆとりができたのでスキルアップやプライベートを充実させることに時間を使えるようになりました」(妻)

 

代行サービスを利用する最大のメリットは、時間にゆとりができること。その分仕事にも集中でき、それ以外の家事に対するストレスも少なくなるようです。
ライフスタイルに合わせてどこまでお任せするかを選べるので、気になる方はぜひ一度調べてみてください。

 

まとめ

 

共働きといっても、働き方は十人十色。フルタイムで働いている方や、シフト制のパート、お休みが不定期な方もいます。各家庭によって違いはあれど、お互いに負担なく家事を分担するコツは、共通して「相手の状況を理解して思いやること」だとわかりました。
どうしても手一杯になってしまったら、家事代行サービスや便利な家電を利用して、負担を減らすこともできます。仕事と家庭どちらかを諦める必要なんてありません。上手に家事を分担して、良好な夫婦関係を築いていきましょう!

 

(モニカ+プレスラボ)