「自己申告制度」の用語解説

2013年09月27日

■自己申告制度(ジコシンコクセイド)

従業員が、現在の職務における目標や満足度、異動や配置転換、上司に対する評価などを申告する制度。企業側が一方的に従業員を評価するのではなく、従業員自身が評価することで不公平感は減ります。自己評価をすることで、キャリアの棚卸しができることもメリットといえるでしょう。

しかし従業員が自己申告した内容に対して、上司によく思われないことを恐れて、本音を隠すケースも少なくありません。いかに従業員に遠慮させることなく、自己申告ができる職場環境や上司との関係性を作ることが重要になります。企業にとっては、従業員の本音を聞くことで、職場や業務の問題点を把握して、改善につなげることにもなります。