「財形貯蓄制度」の用語解説

2013年09月27日

■財形貯蓄制度(ザイケイチョチクセイド)

給与もしくは賞与時に天引き形式で、貯蓄できる制度のこと。ただし、金融機関や運用金融商品は勤め先が契約するものに限られますので、事前に内容を確認してから加入するのがいいでしょう。加入する従業員にとっては、特に税金や融資などで優遇されるメリットがある一方、会社に制度自体がなければ加入することができません。

ちなみに財形貯蓄には3種類あり、それぞれ貯蓄の目的が違います。
(1)「一般財形貯蓄」は、給与やボーナスから3年以上の期間に天引きされて、積み立てられるもの。貯蓄目的は決まっておらず、契約時の年齢制限もありません。
(2)財形年金貯蓄は、55歳未満の従業員が金融機関と一対一で契約。60歳以降に年金として支払われることを目的としています。
(3)財形住宅貯蓄は住宅購入のための資金を貯蓄することが目的です。