「厚生年金保険」の用語解説

2013年09月27日

■厚生年金保険(コウセイネンキンホケン)

高齢になったり、病気やケガで身体に障害を負うなどで働けなくなったときや加入者等が死亡した際に遺族に年金給付を行う制度のこと。保険料は事業主と労働者が折半で負担します。このほか、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する「国民年金」もあり、会社に勤める人は厚生年金と国民年金の両方に加入することになります。

法人事業所と常勤従業員5人以上の個人事業所は加入が義務づけられ(厚生年金保険法第6条)、パート・アルバイトも以下の条件をすべて満たせば加入の対象になるとされています。
・ 短期雇用(2カ月以内)ではなく常用的使用関係にあること
・ 1日または1週の所定労働時間と1カ月の所定労働日数が、一般社員のおおむね4分の3以上であること