人事はココを見る!意外と忘れがちな面接マナーをおさらいしよう!

2016年08月30日
一つの失敗が大きなマイナスにつながりかねない面接。質疑応答を練習し、面接対策は万全と思っていても、意外な落とし穴にはまってしまう可能性が!今回は面接の前後や最中に気を付けたいマナーをご紹介します。基本をもう一度見直して、集中して面接に挑む準備をしておきましょう。

人事はココを見る!意外と忘れがちな面接マナーをおさらいしよう!

持って行った方がよいアイテムは?

面接に持参するものといえば、履歴書や筆記用具、企業から指定された持参物など。それらに加えて社会人としてのエチケットを守るために、持っていきたいアイテムをご紹介します。これらのアイテムを準備しておけば、不意な事態にも焦らず対応ができ、面接に集中できますよ。

+履歴書や募集要項のコピー+
面接で必ず聞かれる志望動機。履歴書と違うことを言わないように、履歴書のコピーは必ず持っていきましょう。企業が求める人材を常に確認するため、募集要項のコピーも必須です。

+身分証明書+
セキュリティを強化しているオフィスが多くなっています。身分証明書がないと入室できない可能性もあります。必ず持参しましょう。

+印鑑+
面接会場までの交通費が出る場合、捺印を求められます。また、面接後すぐに採用となる場合には、書類記入時に必要です。

+携帯電話+
当日に焦らないよう、前日にしっかり充電しておくことが大切。移動経路が分かる地図アプリや、企業のHPをすぐに開けるようにしておきましょう。念のため、遅刻した際の連絡先も事前に確認して、登録しておくとよいでしょう。

+メモ帳・スケジュール帳+
次回の面接日程など必要事項を伝えられたら、すぐに日程を確認できるようにしましょう。また企業への逆質問の回答や必要事項をメモするのも忘れずに。メモせずに聞くと人事が不安に思います。

+腕時計+
時間の確認は携帯で十分!という方もいるかもしれませんが、人事からすると面接会場でチラチラ携帯を見るのはマイナス印象に。ビジネスの場にふさわしい腕時計を身に付けるといいでしょう。

+替えのストッキング+
面接当日は緊張しているので、ついうっかりしてストッキングを伝線させてしまうこともあるかもしれません。完璧な状態で面接に挑むために、替えを持っていくと安心できます。

+ティッシュとハンカチ+
エチケットとして必ず持っていきたいアイテム。汗をかいたり雨でぬれたりしたときはハンカチで拭くのがマナーです。

+化粧ポーチ+
移動中に汗でメイクが崩れることも。面接は第一印象が命なので、見た目には常に気を配ってください。化粧品の他にも鏡、くし、エチケットブラシ、小さめのデオドラントスプレーも持っていきましょう。

+折り畳み傘+
面接会場に着く前に突然雨が!なんて可能性も大いにあります。人事から見れば、ビジネスマナーとして折り畳み傘は持ち歩いてほしいところです。

人事部面接担当者人事部面接担当者の声
雨の日はココに注意!
雨の日の面接で気になるのが透明なビニール傘。ビニール傘自体が悪いわけではないんです。問題はその状態。いくらスーツやカバンがちゃんとしていても、透明な傘の先端の部分が茶色っぽく汚れていたり、たたみ方が雑だったりするとあまり印象が良くないですね。だらしないイメージを持ってしまいます。

面接前に気を付けたいこと

ネイル
ビジネスマナーが厳しくチェックされる面接。ネイルはしていかない方が無難です。爪が長い場合は短めに切り、清潔感のある爪先にしておきましょう。どうしても爪の色が不健康に見える場合は肌になじむピンクやベージュ、クリアカラーのネイルがオススメです。

身だしなみの確認
会社に到着する前に、駅などで身だしなみを整えておきましょう。まだ面接時刻には早いから…と、会社近くでウロウロすると目立ってしまうので、常に時間を計算しながらの行動を心がけましょう。

面接会場への到着時間
早すぎると迷惑になるし、遅すぎると失礼になるし…と迷いがちな到着時間。一般的には、面接開始の5~10分前に到着できれば大丈夫です。この時大切なのが、待合室の様子もしっかり見られていると意識すること。スマホで時間を潰したり、髪やメイクを直したりするのはNG。背筋を伸ばし、足を揃えて姿勢をよくして面接を待ちましょう。

面接時に気を付けたいこと

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質問の聞き方、話し方
面接では、話す態度だけでなく聞く態度も重要です。自分が話すことに集中してしまい、面接官の質問が終わる前に答えてしまわないよう気を付けてください。落ち着いて質問を最後まで聞き、「はい。私は~」と答えましょう。

仕事以外の質問にも慌てずに
面接では「自分を色に例えると何色だと思いますか?」なんて仕事には直接関係のない質問をされることも。実はこの質問、求職者の臨機応変な対応力を見るためのもの。思いがけない質問をぶつけて求職者の素の反応を引き出しています。なので戸惑ったり、ムッとしたりせず冷静に対応しましょう。

携帯電話
緊張しているとつい忘れがちなのが、携帯電話の設定。マナーモードでは振動してしまうので、電源をOFFにしておきましょう。

いつもの癖
足をそわそわ動かしたり、手をこすり合わせたり。面接中は緊張を紛らわせるために、いつもの癖が出てしまうかもしれません。家族や友人に聞いて自分の癖を把握し、気を付けたいところです。

くしゃみや鼻水がでたときの対応
大切な面接中とはいえ、人間であればくしゃみや鼻水が出てしまうこともあります。そんな時は変な顔で我慢をするよりも、「失礼いたします」と断りを入れ、ティッシュで対処しましょう。緊張しているなかでも、丁寧な対応をすることが大切です。

面接後に気を付けたいこと

家に帰るまでが面接
面接が終わると気が抜けて、ついつい普段の自分に戻ってしまうことも!常に見られていることを意識して、社員の方とすれ違ったら挨拶と会釈を忘れないようにしましょう。社外に出ても、万が一の可能性を考えて気を引き締めておくのが肝心。面接の内容を電話でペラペラしゃべりながら歩くのは厳禁!また、SNSで面接の内容を発信するのもNGです。

御礼メールを忘れずに
必ずその日のうちに、採用担当者や面接対応者への感謝を伝える御礼メールを送りましょう。たった一通のメールで印象がぐっとよくなります。

人事部面接担当者人事部面接担当者の声
遅れそう!こんな時は…
遅刻しそうなのに連絡をしない、もしくはギリギリになって連絡するのは社会人として非常識。できるだけ早く連絡をしてお詫びをするのが基本です。「交通トラブル」や「体調不良」など、不慮のトラブルはあるものです。「遅刻=不採用」とあきらめず、「なぜ遅刻するのか」「どれくらいで到着しそうか」を的確に伝えるとよいでしょう。問題は「寝坊」「ダブルブッキング」など自身のミスが原因の場合ですね。正直に言ったところで相手にも失礼ですし、悪い印象しか与えません。できるだけ失礼のない程度の説明を用意し、あとは誠心誠意お詫びしましょう。