U29(ユニーク) 女子プロジェクト

明日、会社に行きたくない!苦手な人のせいで会社に行くのが憂鬱な時の対処法

会社に行くのが楽しくなるコツをつかもう!

苦手な人がいる イメージ

「あー、明日は苦手なあの人との打ち合わせ…憂鬱だ」
会社への通勤の足取りも重くなる、仕事もイヤになってしまう…人間関係の悩み。
気にしていても仕方ないのは分かっているけど、どうしたって苦手な人のことは気になってしまいますよね。
会社に行きたくない、がんばって出社しても集中できない、ストレスでとても疲れてしまう…
人間関係を放置していると、仕事の生産性にものすごく悪影響です。

そこで、今回は『お仕事のコツ事典』(文響社編集部編/文響社)から、
苦手意識をなくすコツをご紹介します。楽しく会社に行けるコツを、つかんでください!

まずはじめに、3つのコツを紹介します。
苦手…と感じる相手と話をするときには、意識してみて!

1 避けすぎない

「避ける=余計に意識してしまう」ということ。「今日は暑いですね」「部長のネクタイの柄、見ました?」など、あたりさわりのない話題で、相手との距離を自然に保ちます。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
この時重要なのは、「昨日の飲み会、疲れましたね」「また1週間が始まってしまいましたね」などのネガティブな内容を口にしないこと。ネガティブな会話と相手へのネガティブなイメージがリンクしてしまい、余計にイヤな気分になってしまいます。重要なのはポジティブとまでいかなくても、ニュートラルな話題を心がけること。それが、相手への嫌悪感を和らげることにつながります。

2 直視しない

「見るだけで不快!」「生理的に無理!」という場合もあります。そんなときは、手元の資料を見る、相手の向こう側を見る、同席者のほうに視線を向けるなど、話すときに少し視線を外すだけで、視覚からくる不快感が軽くなります。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
悲しいことですが、あたりさわりのない話題でさえ、言葉を交わすのが難しい相手もなかにはいると思います。そういう相手に対しては、いっそ割り切って、とにかく相手を視界に入れないように心がけましょう。

3 暗い声を出さない

「声」には感情が露骨に出ます。イヤだ…と思っていると、ついつい暗く沈みがちな声に。そうすると、テンションが下がる一方です。はりきりすぎる必要はないですが、せめて声だけでも明るく元気にして、暗い感情をカバー。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
暗~い自分の声を聞いてしまうと、自然と自分の気持ちも暗くなっていくのです。また不思議なことに、暗い声は無意識のうちに相手にも伝わります。そうすると相手も自然と暗い声色になっていきます。こういったコミュニケーションの悪循環が、お互いの関係性をぎこちなくしているのです。また、会話をする際の姿勢も実は大事です。あなたが相手と話す際に身体をこわばらせていると、自分の気持ちがどんどん張りつめていくだけでなく、相手にも緊張が伝わっていきます。

3つのコツをおさえたら、次は、相手のことを考えてみましょう。
「苦手だけど…いい面もあるかもしれないし、相手も私のこと苦手って感じているかもしれない。」
次の4から6のコツを参考に、相手のこと、そして自分のことも振り返ってみませんか?

4 1つだけいいところを見つけてあげる

誰にでも1つくらい「いいところ」はあります。たとえば、仕事のうえで尊敬できるところ、評価できるところはないか、客観的に見てみます。そうすれば、冷静にその人を見つめるきっかけになります。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
「いいところ」というのは、仕事に直接関係ないところでもいいと思います。たとえば、いつも身だしなみに気を配っている、机が整理整頓されている等。それでも見つからない場合は、「家族思いである」「後輩にやさしい」など自分に対することでなくても探してみてください。とにかく、その人のいいところだと思える部分を探すことが、大きな一歩になります。

5 想像力を働かせる

「なぜ、苦手に感じるのか」、冷静に分析してみます。たとえば、仕事の立場上、イヤな役回りをせざるをえないのかもしれません。相手の立場に少しだけ思いをはせてみると、その人の評価が変わることもあります。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
誰だって、その人そのままの人間性だけではなく、仕事上の立場や役割、周りからの評価を考えながら振る舞いを決めて行動しています。また、苦手な相手があなたの上司の場合は、その上司があなたの見えないところで、そのまた上の立場の人からプレッシャーをかけられたり叱られたりしている場面を一度想像してみることで、大変なのは自分だけではないんだという気持ちになれると思います。

6 「苦手な者同士」で分かち合う

「自分が苦手意識を感じている=ほかにも間違いなく1人は苦手意識を持っている人がいる」はず。「あの人が苦手で…」という話に共感してくれる仲間がいたら、いざというときの逃げ場にしましょう。お互いに本音が吐けたら、客観的に見られるようになり、気がラクに。

l とらばーゆ編集部より:もうちょっとアドバイス
もちろんこれは最終手段ですが、自分だけで抱え込んで我慢をしすぎて、相手との関係性をひたすら悪化させてしまい、ストレスで耐えきれなくなってしまうよりはましだと思います。自分の意見に共感を得られることで少し安心できるでしょう。ただ、大事なのは、これが「愚痴」として膨らんでいって、職場いじめになるようなことは絶対にしないこと。そうしてしまうと、あなたはあなたの苦手な相手よりもイヤな存在に成り下がってしまうだけです。

職場での人間関係の悩みは様々あると思いますが、苦手だ!と思うと、ますます苦手だと思うことが増殖してしまいます。意識しすぎないで、気持ちが重くならないようにしたいですね。6つのコツを参考にして、苦手意識の解消にチャレンジしてみてください!

お仕事のコツ事典書影参考書籍 『明日、会社に行くのが楽しみになる お仕事のコツ事典』
編者:文響社編集部  発行所:株式会社文響社
【文響社編集部からの一言】
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