働く独女が陥りやすい“貯マラネーゼ”な悪習慣

2014年10月06日

貯金ができない!働く独身女性が陥りがちな“タマラネーゼ”たちの悪習慣
「なかなか貯金ができない」「収入の割には貯金が少ない」なんてお金が貯まらない“タマラネーゼ”の皆さん! 実はちょっとした習慣でお金が逃げていっているかもしれません。そこで、働く独身女性の貯蓄術に詳しいFPの江原さとみさんに「タマラネーゼになる悪習慣」を挙げていただきました。

悪習慣1:家計簿をつけているけど、財布がレシートでパンパン

家計簿をつけているのにお金が貯まっていない!なんて人は財布を見てください。レシートがいっぱい入っていませんか? その習慣は家計簿の記入漏れがあるだけでなく、お金の出し入れがしにくい財布にお金は貯まらないと言われています。

■ これで良習慣
→ 1日1回、財布と向き合う時間を作りましょう。レシートを片付け、財布にいくらあるかを確認すること。そして、家計簿はスマートフォンのアプリなどを使用して、買い物をした後やちょっとした空き時間にササッと入力。こうすれば、今月いくら使っているかが出先でもわかっておススメです。

悪習慣2:銀行口座の通帳記入をせず、いくらお金が残っているかがわからない

先月の出費額をすぐに言えますか? 言えないのは通帳記入をしておらず、お金の支出を把握していないから。今月は赤字だったのか、それとも貯金ができたのか…それすらわからないなんてお金が貯まるわけがありません。

■ これで良習慣
→ 通帳記入は月1回を目安に習慣化しましょう。記帳したら、月の始めと終わりの残額をチェック。今月末の残高より先月末の残高が高ければ今月は「赤字」です。1カ月でいくら使っているかを把握したら、お金が貯まる仕組みを作ること。財形や自動積立定期預金などを活用し、給料口座から自動的に貯蓄に回すようにして、残ったお金で生活する習慣をつけましょう。

悪習慣3:安いものは買わないと損をした気持ちになる

セールやアウトレットでの買い物は楽しいですよね。ただ「安いから買っちゃえ」と何でも買ってしまい、その後、ほとんど使わなかった…なんて経験がある人は要注意。欲しいものを安く買うのは「買い物上手」ですが、使わないものを買うのは「無駄遣い」です。

■ これで良習慣
→ セールやアウトレットで買い物をする際に考えてほしいのは「定価でも買うか?」です。もしも「NO」なら買わないこと。また、セールで洋服を買うときは、必ず試着をして自分に似合うか、ワードローブに合わせられるかをよく考えましょう。

悪習慣4:趣味は美味しいものの食べ歩き! ストレス解消は女子会!

外食費や交際費は1回の出費が高くなりがち。1回のランチ代は1000円でも、週3回食べたら1カ月で1万円の出費! これにお酒などドリンク代が入った女子会がプラスされれば…言わずもがなですよね。

■ これで良習慣
→ 外食費や交際費は1カ月の予算を決めること。予算を超えるようであれば約束を翌月にしたり、付き合いで行く飲み会ならば断わる勇気を持つなど自分にも厳しくしましょう。女子会であれば、料理を持ち寄って自宅でパーティーを開くのもオススメ。外食よりも低予算でできる上に、お泊り女子会であれば酔っ払って電車に乗って、乗り過ごしてしまう…なんてこともありませんよ。

江原さとみ
■プロフィール
ファイナンシャルプランナー
江原さとみ
異業種から一念発起しFPへ転身。独立開業し、現在、FPなでしこ代表として活躍。自らの経験を活かしシングル女性の資産相談や働く女性の貯蓄術セミナーなどを開催。

オフィシャルサイト http://www.fp-nadesiko.com/