未経験から転職! 通信会社の営業から投資用マンションの営業へ

2014年05月08日

高いコミュニケーション力と経済力を身に付けるために挑戦しました

株式会社プレミアムライフ(センチュリー21) アセットプランナー
山田綾香さん(27歳)

株式会社プレミアムライフ(センチュリー21) アセットプランナー 山田綾香さん

Profile:小学生のころから保育士に興味を持ち、大学で資格を取得して保育士に。子どもたちと過ごす時間は楽しかったが、社会で広い経験を積みたいと思うようになり25歳で通信会社の営業に転職。1年半の契約期間を満了し、2013年1月に現社に入社。

|もと保育士。自分を磨くために転職を決心
結婚しても子どもができても仕事を続けて、人として成長し、経済的にも自立したい。もとは保育士でしたが、自分をさらに成長させられる仕事 として営業を経験したいと思うようになり、通信会社を経て、投資用マンションの営業に挑戦しました。

もう1つ、私は2年前に国際結婚したのですが、夫の母がアメリカで不動産販売の会社を経営していて、義母のようなキャリア女性になりたいと思ったことも転職のきっかけです。数千万円という高額な商品を扱う投資用マンションの営業では、高いコミュニケーション力が求められるはず。自分を成長させてくれるやりがいのある仕事だと思ったんです。

プレミアムライフに応募したのは、センチュリー21に加盟していることに安心感を覚えたから。会社のホームページに載っている社長の言葉や採用メッセージから温かい社風を感じたことも転職の決め手でした。

|励ましあい、喜びあえる仲間との出会い
アセットプランナーの仕事は、投資用マンションをご提案することで、お客さまの資産運用や退職後の生活設計のお手伝いをすること。電話で商品をご紹介し、アポイントがいただけたお客さまを訪問して商談を進めます。慣れるまでは、電話も訪問も先輩が横についてくれるのですが、私は初アポイントも初契約も新人のなかでは遅くて…、実は苦労しました(笑)。

挫けかけたことも何度もあります。支えてくれたのは、職場の同僚や先輩でした。大変なときは励ましあい、うれしいときは喜びあえる仲間や、どんなときも「大丈夫、できるよ」と私を信じてくれる先輩にどれだけ助けられたか。初契約をいただいたときはうれしさよりも、これで会社に少し恩返しができたという思いが先でした。

初契約は夫の母も喜んでくれましたね。義母自身が、不動産の仕事で苦労してきたことも話してくれました。それを乗り越えたからこそ、経営者としての義母の今がある。私もプレミアムライフに転職して、小さなことを積み重ねていくことの大切さを学びました。そして、一緒に頑張れる仲間に出会えたことが何よりの財産。自立した女性を目指して、これからも頑張っていきます。

●ある日の流れ
9:30 出社。当番制でオフィスを清掃。毎朝の日課の営業のロープレ。
10:00 朝礼。電話営業。お客さまの声のトーンで関心の度合いを測り、話す内容を瞬時に組み立てる。
12:00 ランチ。
14:00 お客さまを訪問。大切な商談は上司が同行する。横でメモを取り、商談の進め方を学ぶ。
19:30 終礼。昼間の電話営業で資料を希望されたお客さまに手紙を書き、送付の準備。
20:30 勤務終了。

●転職before / after
・雇用形態……契約社員 → 正社員
・給与……月給23万円+歩合給 → 月給28万円+歩合給
・勤務時間……9:00~18:30 → 10:00~19:30(残業あり)
・休み……完全週休2日制(土日)→ 日曜+隔週土曜+契約休暇
・休日の過ごし方……家事、買い物、夫とデート → 家事、マッサージ

●転職して変わったこと
粘り強さが身に付きました。どんな成果も背景には地道な積み重ねがある。それを実感して、小さな仕事も大切に思うようになりました(山田さん)。

●編集部より
「簡単ではない仕事だからこそ、自分を成長させられると思った」と話してくれた山田さん。働く環境を変えることは、なりたい自分に近づく方法の一つ。インタビューを通じて、転職の原点に立ち返った取材でした。

取材・文/大崎直美 撮影/平山諭