無気力、逆ギレ、恋愛トーク… 人事担当者が明かす、面接での“非常識”エピソード

2013年10月17日

うなだれる女性毎年、数多くの応募者を面接する企業の人事担当者。時にはマナーのよろしくない、困った応募者に遭遇することもあるようです。そこで、人事が思わず仰天した女性転職者の行動や言動など、面接でのトンデモエピソードを集めてみました。

●会話拒否? せめて名前くらい名乗ってよ…
「『面接に来たんですけど…』と言ったきり名前も名乗らず、こちらの言葉を待っている方がいました。面接中もこちらの目を見ず、質問には最低限の答えしか返していただけないので話がまったく膨らまないんです」(ネイルサロン/人事担当者)

●「私にできますか?」って、応募してきたのはそっちでしょ?
「営業職の募集の面接で、『私に営業ができるでしょうか』と聞かれたときには、答えに困りました。当社の営業職をご自分が選んで応募されたわけですから、『できるでしょうか』はないのではないかと…」(不動産会社/人事担当者)

●なぜか不機嫌モード、何しに来たんですか?
「先日の面接で、時間中ずっとものすごく不機嫌な態度を取っていた方がいました。椅子にだらしなく腰掛け、こちらの目を見ることもなく下を向いて、質問には 最低限の答えしか返ってこない。『洋服が好きで応募しました』とおっしゃるのですが、どう考えても当社で働きたいようには見えず、いったい何をしに来られたのか…」(アパレル/人事担当者)

●まさかの逆ギレ! 勝手に面接を終わらせないで
「未経験の方を面接したときのことです。志望動機をお聞きしたところ、最初は『介護に関心があって…』と話していたのが、次第にしどろもどろに。ご本人もこれはダメだと思われたらしく『もういいです。履歴書を返してください』と面接の途中で退席され、非常に不快な思いをしました」(介護施設/人事担当者)

●面接で恋愛トーク、カンベンしてください…
「面接中に、『御社に入社できましたら、彼女が○○県におりますので呼び寄せて…』と、彼女との将来設計をとうとうと語られた男性応募者には唖然としました。言葉遣いもきちんとしていて感じもいい方だったのですが、面接で恋愛話をされても困ります…」(ホテル/人事担当者)

●ドヤ顔で知識のひけらかし!確かに知識は凄いけど…
「映画宣伝スタッフに応募してきた、かなりの映画マニアの方。映画についての知識はすごいのですが、どうやってヒットを仕掛けるかのアイデアはお持ちじゃないようで…。単なる『マニア』の方は残念ながらお断りなんですよね」(映画宣伝会社/人事担当者)

なお、残念ながらというべきか、当然というべきか、上記の皆さんは全員不採用。一期一会の面接、知らず知らずのうちに常識外れの行動や言動を取っていないか、いま一度振り返ってみてはいかがでしょうか?