機能も見た目も！夏の最新ストッキング事情

2015年06月05日

オフィスはもちろん、最近は私服でも欠かせないアイテムになっているストッキング。とても繊細な素材のため、履くときに伝線させてしまってガッカリ…なんてこと、よくありますよね。さらにこれからの季節は、においやムレなども気になるところ。今回は、ストッキングの正しい履き方と、長持ちさせるお手入れ方法、そして選び方をご紹介します。

みんな一度は経験している！？ストッキングの失敗あるある

ストッキングの失敗で一番多いのは何といっても伝線。外出先で気付かないうちに伝線しているのを、見知らぬ人に指摘された経験、女性なら誰でも一度くらいはあるのでは？
また、意外と多いのが色や素材選びでの失敗。脚をきれいに見せる効果が半減するばかりか、老けた印象になってしまいます。特にこれからの季節は、素材を間違えると、ムレてしまったり、暑苦しい印象になったりするので注意が必要。おしゃれを台無しにしないためにも色や素材選びは慎重にしたいものです。

伝線しない！ストッキングの正しい履き方

時間のない朝はつい急いで履いてしまうことが多いかとおもいますが、それこそが失敗のモト。きちんと順序を守って焦らず履くことで、伝線させてしまうリスクをぐっと減らすことができます。

1.ストッキングを全部たくしあげて、片足ずつ足先から履き入れ、つま先→かかとの順に場所を合わせていきます。
2.ストッキングの左右を交互に引っ張り、太ももまで少しずつ引き上げます。
3.両足を太ももまで引き上げたら、股下にすき間ができないようにフィットさせます。
4.パンティ部分を両手で広げながら、ウエストまで引き上げましょう。
5.最後に、ムラなく均等に履けているか鏡でチェックすれば完了。

丁寧にゆっくり履くことがポイントです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単。見た目の美しさや履き心地にも差が出ますよ！

伝線させない、におわない！洗濯のコツ

履くときに次いで伝線させてしまうことが多いのが洗濯。正しい方法で洗濯すれば、伝線しにくくなるだけでなく、においも撃退できるので、ストッキングを長持ちさせることにもなりますよ。

１）洗濯ネットに入れて絡まり防止
本来は手洗いがベストですが、毎日使うものなので大変ですよね。洗濯機で洗う場合は、他の洗濯物と絡まないよう必ず洗濯ネットに入れましょう。干す時は、風通しのいい場所で陰干しに。

２）酢水に浸けるひと手間でにおい撃退！
においが気になる季節は、除菌のために漂白剤を使う人も多いはず。ですが、ストッキングの生地を傷めることがあるので、漂白剤は使わない方が無難です。そこでおすすめなのが、お酢。4倍ほどに薄めた酢水に浸け、乾かしてから履くようにすると殺菌効果でにおいが消えるだけでなく、繊維に弾力が出て伝線しにくくなるんだとか！ちなみに、乾かすとお酢の匂いは気にならないのでご安心を。これは試す価値がありそうですね。

機能も見た目も！最新ストッキング事情

ストッキングといっても、見た目の美しさや強度などニーズに合わせてさまざまなタイプが登場しています。シチュエーション別に使い分けて、夏のおしゃれをもっと楽しんじゃいましょう。

◎絶対外せないキーワードは「透明感」！
私服でもストッキングを愛用する人が増えたため、まるで何も履いていないかのような透明感がトレンドになっています。透明感をキープしつつ、肌の色を補正し、美脚効果を得られるアイテムも多数登場。薄着になる夏にはうれしいですね。

◎伝線しにくいストッキングは「ノンラン」が目印
とにかく伝線しにくいことを追求した「ノンランタイプ」というストッキングが、各メーカーから発売されています。従来とは異なる編み方で作られており、ちょっとひっかけて穴があいてしまっても、そこから広がりにくいのが特徴。1日外回りの日や、結婚式など、「絶対失敗したくない！」というときや、「履き替えるタイミングがない！」というときに良さそう！

◎サンダルもOK！オープントゥタイプ
つま先の切り替えがないヌードタイプもありますが、指の部分がないオープントゥならペディキュアがさらに映えます。サンダルは履きたいけれど脚もきれいに見せたい、これからの季節におすすめ。

◎夏用ストッキングで暑い季節も快適！
どんな猛暑日でも、オフィスでは履かないわけにはいきません。これからの季節は、「夏仕様」のストッキングを使ってみては。パンティ部分がムレにくいメッシュ編みになっていたり、UV加工がされていたりと機能はメーカーによってさまざま。お気に入りを探してみましょう。

毎日使うものこそ、ちょっとしたひと手間で長持ちさせられたらうれしいですよね。またオフィス以外でも、10代の頃のように素足で勝負するのにはなかなか勇気がいるお年頃。上手なストッキング選びで、美脚効果もゲットしちゃいましょう！今回ご紹介した履き方とコツ、みなさんもぜひお試しを！

参考：
RELISH (http://www.relish-style.net/qa/wear/)
Fukuske (http://f-manzoku.jp/research/04/)

（山﨑　恵）