女性らしさを活かして仕事を楽しくする 「女子脳営業術」とは?

2014年10月09日

女性らしさを活かして仕事を楽しくする 「女子脳営業術」とは?
人と比べたり、競争する気持ちに押しつぶされて仕事に疲れてしまっている人、必見。女性ならではの思考を活かす働き方をすることで、気持ちはグっと軽くなり成果を生み出すことができるのです。そんな「女子脳営業術」を提案する舛岡美寿子さんの著書から営業だけでなく、さまざまな仕事で役立つノウハウを紹介します。

「分かち合い」の気持ちを大切にする

「ニーズに合わせた商品やサービスの提供」。最近、主流となった考え方ですが、これは「私の気持ちに寄り添ってほしい」ということを意味しています。女性は人の気持ちに寄り添い、共感することが得意。レストランを例に挙げると、メニューや価格、営業時間などを決めるのは男性が得意ですが、お客さま一人ひとりのニーズに合わせた接客で店を運営することは女性が得意とするところ。「自分がされてうれしいと思うことを率先して行い、相手と分かち合う」という考えを大切にして仕事に取り組めば、物事がうまく回り結果を出せることが多いでしょう。

話の中から相手の価値観を読み取る

お客さまや共に働く仲間など、その人がどんなことを大切に思い、重要視しているかを知ることは一緒に仕事をするうえでとても大切なこと。共感力や読み取る力に長けている女性はこれを知ることで相手の心を動かすことができます。相手がよく口にする言葉は何かを気を付けて聞いてみてください。話題に多くあがることは、相手が大事に思うポイント。世間話や愚痴などであっても、よく使う言葉があればそれは相手にとって価値のあることなのです。価値観を把握したら、それに合った商品やサービスを提示したり行動すること。相手の価値観に合わせた行動や伝え方をすることで、人の気持ちは動くものです。

時には頼って甘えること

「仕事ができる人」というと、なんでもそつなくこなす人のことを思い浮かべるのではないでしょうか。でも、自分が苦手なことは得意な人に頼んでみたり、キャパを超えてしまいそうなときは周囲の人にお願いをしたほうが良い結果が生まれることもあります。例えば、アイデアを出すことが得意で事務作業が苦手なのであれば「私はチラシのアイデア出しをするので、できたチラシはコピーして顧客に渡して」と事務作業が得意な人にお願いをする。特技を活かしあう仕事をすることで、作業時間も短縮されのびのびと仕事ができるようになります。なんでも一人でしようとせず、頼り上手、甘え上手になることも大切ですよ。

『お客様が不思議とファンに変わる! 女子脳営業術』
■ 本紹介

『お客様が不思議とファンに変わる! 女子脳営業術』(こう書房)
舛岡美寿子 著
主婦から訪問販売の仕事に就き1億円の売り上げを達成した著者が考案する女性らしさを活かした営業術「女子脳営業術」。苦しんで仕事をするのではなく、女子脳を活用して楽しく仕事をするヒントがつまった一冊。